エドが大記録を更新
エド・シーランがアルバム『ディバイド』を引っ提げて2017年3月から行なっているディバイド・ツアーは、8月26日に行なわれる地元サフォーク州イプスウィッチで幕を下ろす。日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、南米と893日間かけて全世界を周ったディバイド・ツアーが、ある記録を塗り替えることに。
それは2011年にU2が樹立した「最も興行収入をあげたツアー」という記録。U2が360°ツアーで叩き出した7億3,642ドルという興行収入は、「破ることの出来ない記録」と言われていたけれど、エドはおよそ2年半に及んだディバイド・ツアーで7億3,670ドルの興行収入を記録し、U2の持っていた大きな記録を打ち破ったとコンサート業界の業界誌ポールスターが明かした。
エドは自身のインスタグラムに公演中の写真をアップして、「今日ディバイド・ツアーが、U2によって樹立されたツアー記録を更新したよ。とうとう史上最大の動員数と興行収入をあげたツアーとなったんだ。公演を見に来てくれたひとりひとりに心から感謝しているよ。残すところあと12公演!この快挙は決して忘れないよ」と、喜びを露わにした。
ポールスターによると、ディバイド・ツアーのチケット代の平均価格は約9,200円(86.75ドル)で、2018年度トップ100ワールド・ワイドツアーチャートのトップ10に選ばれたツアーの中で最も低価格だった。そのなかで「最も興行収入をあげたツアー」の記録を破るのは、なかなかの偉業。(フロントロウ編集部)