インスタの正式名称に“フェイスブック”
画像や動画を共有できるアプリのインスタグラムと、チャットアプリのワッツアップを傘下に持つフェイスブック(Facebook)が、2つのアプリの名称を変更する意向にあるとThe Informationが報じている。
同メディアによると、フェイスブックは2つのアプリの正式名称を「Instagram from Facebook(インスタグラム・フロム・フェイスブック)」、「WhatsApp from Facebook(ワッツアップ・フロム・フェイスブック)」に変更したいといい、これによってこれまで個々に運営されていたアプリのリブランディングを試みるという。
さらに、各カテゴリーで世界トップのユーザー数を誇る同アプリの正式名称に「フェイスブック」という言葉を入れることで、インスタグラムとワッツアップが“フェイスブックの傘下”にあることを明確にしたいという思いも込めてのことだという。
フェイスブックの本社を構えるアメリカでは、とくに10代の若者のフェイスブック離れが進んでいるうえ、近年ではデータ不正共有疑惑といった個人情報流出に関するスキャンダルがあったことから、10億人以上の利用者を持ち若者に絶大な人気を誇るインスタグラムやワッツアップを使ってフェイスブックの汚名を返上したい考えがあると考えられている。(フロントロウ編集部)