8月23日にニューアルバム『ラヴァ―(Lover)』をリリースするテイラー・スウィフトが、計18曲の収録曲のうち新たに2曲のタイトルをお披露目。その中には「男性の気持ち」になって書いた曲も。(フロントロウ編集部)

収録曲2曲について公表

 新レーベルに移籍してから初のアルバムとなる『ラヴァ―(Lover)』のリリースを間近に控えるテイラー・スウィフトが同作に収録される2曲の曲名を明かした。

 これまでに先行リリースされた「ミー!(ME!)」、「ユー・二ード・トゥ・カーム・ダウン(You Need to Calm Down)」、「ジ・アーチャー(The Archer)」の3曲以外は、収録曲について明かしていなかったテイラーは、自身が表紙を飾った米Vogueのロングインタビューの中で、アルバムタイトルと同名の「ラヴァー(Lover)」、そして「ザ・マン(The Man)」という2曲がトラックリストに含まれていると初公表。

 さらに、それらの楽曲の歌詞の一部やコンセプトについても明かした。

画像: アルバム『ラヴァ―』のジャケット。

アルバム『ラヴァ―』のジャケット。


「ラヴァー(Lover)」

 テイラーの2017年の大ヒット曲「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥー」の共同制作者であり、『ラヴァ―』のプロダクションにも深く関わっているというヒットメーカーのジャック・アントノフと共作した「ラヴァー」は、テイラーいわく「すごくお気に入りのサビに仕上がっている」のだそう。

 同曲を試聴した米Vogueの記者は「ロマンチックで、心に残る、ワルツのような、シンガーソングライターらしい楽曲。つまりテイラーが得意とするタイプの曲」と感想を表現。

 ちなみにテイラーはインタビューの公開とともに行なったインスタグラムへの投稿でも「ラヴァー」の歌詞を明かしており、その内容は和訳するとこのようになる。

私のハートはずっと借りられたまま/あなたのハートはずっとブルー/あなたと結ばれるなら、終わりよければ全てよし


「ザ・マン(The Man)」

 テイラーが明かしたもう1曲は、“もしも自分が男性の立場だったら?”とイメージしながら書いたという「ザ・マン」。

 テイラーが「概念のアイディアで遊んでみたの。考え方の実験みたいなものね」と自己分析する同曲では、「もし私が男性だったとしたら、これまでに下した選択や、成し遂げた功績、おかした過ちはどんな風にとらえられるだろう?」というこれまでとは異なる視点から作られた曲なのだそう。

 1980年代にかけて大流行したシンセポップ調で、一度聴いたら耳から離れないという同曲の歌詞の一部はこんな感じ。

たぶん私は勇敢なリーダーになってる/支配的なタイプかもね/みんながあなたのことを信じるとしたら/それって一体どんな感じ?

 今回曲名が明かされた2曲と先行リリースした3曲ののほかにも、謎のベールに包まれたままの楽曲があと13曲も収められている新アルバム『ラヴァ―』。テイラーは、Vogueとのインタビューで“自分史上最もお気に入りになるかもしれないアルバム”と表現しているだけに、期待がますます高まる! (フロントロウ編集部)

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