エド・シーラン、音楽の成績は…?
イギリスを代表する世界的ミュージシャンのエド・シーランは、2018年には米Forbesが発表する「世界で1番稼いでいるソロミュージシャン」に選ばれ、自身が行なったディバイド・ツアーは「最も興行収入をあげたツアー」として記録されたほど。
さらには、ジャスティン・ビーバーの大ヒットナンバーである「ラブ・ユアセルフ」の作曲を手掛けるなど、シンガーソングライターとしても活躍するエド。名実ともに超トップミュージシャンの座を極めているけれど、学生時代の音楽の成績が「まさか」なものだったことが発覚した。
現在開催されているエドの父ジョンがキュレーターを務めたエキシビション『The EdSheeran Made In Suffolk(原題)』で公開された、エドが通っていた音楽カレッジの成績表。
「曲制作」「専門的な音楽の才能」など、全6つの項目には、そのすべてに、なんと最低評価のFが!
もちろん、総合評価もFとなってしまった。
しかしこれには理由が。
カレッジに入学したエドは、入学から3週間ほどで学校に「幻滅した」と話していたという。
そんな時、ミュージシャンであるジャスト・ジャックのツアーに同行する機会を得たというエド。学校の教師たちに同行する許可を求めたけれど拒否されてしまったエドは、学校を退学することになっても、その機会を逃さないと決めたという。
その結果この成績表を受け取ることになったエドは、最終的にカレッジを中退した。
しかし2004年の学校のレポートでは「生まれながらのパフォーマー」と評価され、高校の時にはクラスメイトから「最も有名になりそうな人」に選ばれたエド。その才能の開花に大学は必要なかったのかもしれない。(フロントロウ編集部)