イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃が子供たちを連れた家族旅行に格安航空会社のエコノミークラス席を利用して周囲の一般客を驚かせた。(フロントロウ編集部)

スッと乗ってスッと降りる

 夏休みの締めくくりとして、エリザベス女王が夏季休暇を過ごしているスコットランドのバルモラル城に招待されたウィリアム王子キャサリン妃一家。

 長男ジョージ王子(6)、長女シャーロット王女(4)、次男ルイ王子(1)と幼い子供たちを連れた移動に夫妻が選んだのは、なんと、イギリス国内でシェアNo.1を誇り“LCCの王者”と呼ばれる格安航空会社「Flybe(フライビー)」のフライトだった。

画像: Flybeの旅客機の一例。

Flybeの旅客機の一例。

 3人も子供を連れているにもかかわらず、スッと搭乗しスッと降りて行ったという夫妻は、迎えの車に乗り込む途中、ウィリアム王子が自ら家族分の旅行カバンを抱え、ジョージ王子がそれをお手伝いするという、ロイヤルファミリーらしからぬ行動も目撃。

 シャーロット王女がルンルンの足取りで2人の後を追い、ルイ王子を抱っこしたキャサリン妃がナニーと一緒にそれに続くという微笑ましい光景も見かけられた。

 同じ便に搭乗した乗客は英The Sunに「誰か有名な人が乗ってきたのかなとは思ったのですが、最初は(ウィリアム王子一家だということには)気づきませんでした」と、まさかロイヤルファミリーが家族旅行でエコノミー席を利用しているとは予想もしなかったとコメント。

 「飛行機が着陸すると滑走路に黒いレンジローバーが停車しているのが見え、ウィリアム王子とキャサリン妃、そして子供たちがサッと立ち上がって飛行機を降りていきました。誰も声をかけたりはしていませんでしたね。正直、家族旅行中の“普通の家族”といった感じでした」とその時の様子を振り返った。

画像: ジョージ王子とシャーロット王女。(写真は7月に行なわれたポロのチャリティマッチで撮影されたもの)

ジョージ王子とシャーロット王女。(写真は7月に行なわれたポロのチャリティマッチで撮影されたもの)

 短時間のフライトとはいえ、子供連れで飛行機に乗るのはなかなか大変なこと。しかも3人も幼い子がいるとなると、普通は、搭乗して席につくだけでもてんやわんやで、親たちはフライト中も子供が騒いだり泣き出したりして周囲に迷惑をかけることがないかハラハラしっぱなし。

 しかしウィリアム王子&キャサリン妃の子供たちは、さすがロイヤルファミリーなだけあって、躾が行き届いているのか、まったく騒がしくなく、大人しくしていたのだそう。

 つい先日、ウィリアム王子の弟のヘンリー王子とその妻のメーガン妃が長男アーチーとの旅行に立て続けにプライベートジェットを利用して、環境への配慮に欠ける(※)と批判の的になったばかり。そんな最中に、民間航空機での移動を選んだウィリアム王子&キャサリン妃の行動には称賛の声が集まっている。

※プライベートジェット機は1回の移動で一般的な航空会社の旅客機での移動と比べて1人あたり約7倍もの二酸化炭素を排出するといわれていることから、近年、使用が問題視されている。

(フロントロウ編集部)

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