犬を迎えに行くと全く違う姿に
犬を飼っている人なら馴染み深いトリミング。通常なら、愛犬がスッキリした姿でサロンから帰ってくれるけれど、アメリカ在住のグラツィエルラの愛犬ローラはそうではなかった。
その日はカットと爪のケアと歯のクリーニングをサロンに頼んでいたグラツィエルラ。しかし、全てが終わる9時間後、ローラを迎えに行くと思いもよらない姿で登場した。
なんと頼んでいた歯のクリーニングはされず、ローラはトリマーによって勝手に耳をピンクにされ、眉毛としっぽの先端を緑に染められていたのだ。
いくら犬用のカラーリング剤であっても、犬にとって負担がかかることは、ドッグサロンで働くトリマーなら承知の上にもかかわらず、担当したトリマーは飼い主の許可も得ず勝手に染めてしまった。
グラツィエルラは「見た時に泣きそうになった」と明かし、「(ローラの)眉毛がそり落とされていることに気づきました。彼らはそのミスを隠すために眉毛を緑に染めたのだと思う」と、米The Palm Beach Postにコメントしている。
しかし、ローラに起こった悲劇はこれだけではなかった。
ローラは、お腹の毛が刈られたことによって感染症を引き起こしてしまい、病院に行くはめに。
グラツィエルラは約1万6,000円(150ドル)の施術代を返してもらい、次回は無料で施術する申し出をもらったというが、二度と行きたくないと怒り心頭。
ちなみに当のサロンのオーナーは、ローラの歯のクリーニングについて、ローラが嫌がっていたからしなかったと語り、勝手に染めたことについては「染めたことについては間違っていました。飼い主に先に聞くべきでした」と語っている。(フロントロウ編集部)