『101匹わんちゃん』の名悪役クルエラ・デ・ビル
1961年に全米公開され、その後50年以上にわたって老若男女から愛され続けるディズニー映画『101匹わんちゃん』。可愛らしいダルメシアンたちが活躍するこの映画で、犬たちと同じくらい忘れられないキャラクターといえば、毛皮のコートを作るためにダルメシアンの子犬たちを狙う毛皮マニアのクルエラ。
派手でエキセントリックなキャラクターであるクルエラを、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが演じる実写版映画『Cruella(原題)』の制作が2016年に決定し、紆余曲折ありながらも、今年2019年に撮影が開始された。
そして8月24日に米カリフォルニアで開催されたディズニーのイベントD23 Expoで、エマ演じるクルエラの姿がついに初公開!
アニメーション版クルエラといえば、白い毛皮に真っ赤な裏地、真っ赤なロンググローブにストレートな白黒のショートヘアが印象的。しかし実写版はデザインが違うよう。エマが大変身して完成させた、クールなクルエラがこちら。
真っ黒なアイシャドウを塗り、パーマのかかった白黒ヘアーで3匹のダルメシアンの手綱を持つ実写版クルエラは、真っ白な毛皮でなく真っ黒なレザーを着用。口紅もダークレッドで合わせ、背景もなんだか荒廃的。
エマがD23 Expoで、「みんなディズニーの大ファンだから、少しだけ物語について教えてあげる」と明かしたところによると、今作は「1970年代のロンドンのパンクロック」がインスピレーションにあるという。
アニメ版とは違う雰囲気になることが予想される映画『Cruella』は、2021年5月28日に全米公開予定。(フロントロウ編集部)
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