1D時代の思い出や活動再開に言及
イギリス発のボーイズグループ、ワン・ダイレクション(以下1D)が2016年3月に無期限活動休止に入ってから、早いもので3年半近くが経過。ソロ活動をスタートさせたメンバーたちは、それぞれ多岐にわたる分野に活躍の場を広げているが、多くのファンたちは、彼らがいつかまた再集結し、グループとして音楽活動を再開してくれる日を心待ちにしている。
これまで、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソンの3人が活動再開に意欲を示すなか、1Dとしての活動やメンバーたちとの関係について多くを語ってこなかったハリー・スタイルズが、ついに1D再集結の可能性に言及。
1Dとして活動していた以前の自分やグループについて米Rolling Stoneとのインタビューで振り返ったハリーは、遠まわしながらハリーらしさ全開のふんわりとしたコメントで活動再開への意欲を示した。
「1Dとしてまた活動しないなんて断言するつもりはないよ。だって僕はそんな風には感じていないから。もし僕らみんなが心から一緒に活動したいと思ったら、その時はそうするかな。『ヘイ、あれって楽しかったよね。もう一回やろうよ』ってみんなの想いが一致するのが一番だよね」
さらに、1Dとしての活動を続けたのは、何かに縛られていたり、誰かに強制されていたわけではなく、自らの意志だったとも強調したハリー。
「グループから脱退した人間が『あれは本当の自分じゃなかった。抑圧されていた』とか言うのってよくある話だけど、僕にとってはそうじゃなかった。あれは本当の“僕”だったね。それに、抑圧されてたとはまったく思わないな。だってすごく楽しかったから。もし楽しめてなかったら、やってなかったよ」
このハリーの発言は、過去に1D時代はネガティブな思い出が多かったと告白している元メンバーのゼイン・マリクと自分の体験を対比させているようにも聞こえるという意見も。
ハリーが実際にゼインの過去のコメントを踏まえたうえで今回のコメントをしたかは不明だが、彼とっては、とにかく、ゼインも含むメンバーたちと一緒に世界中を巡った1Dとしてのグループ活動は、かけがえのないものだったよう。
ハリーの今回のコメントをもって、1Dの現メンバー全員が、活動再開への“やる気”を見せたことに。ファンの念願が叶って、彼らが再集結してくれる日は一体いつ? (フロントロウ編集部)