ドラッグ精製した家がAirbnbに
ブライアン・クランストンが演じた元高校教師のウォルターと、アーロン・ポールが演じた同校の卒業生ジェシーが、ドラッグ精製を通して社会の闇に堕ちていく過程と家族との葛藤を描いた人気ドラマ『ブレイキング・バッド』。
2013年に最終回を迎えた同ドラマは、映画化されることが決定し、つい先日、タイトルが『El Camino: A Breaking Bad Movie(エルカミノ:ア・ブレイキング・バッド・ムービー)』となり、2019年10月11日にNetflixで配信されることがアナウンスされた。
また、スピンオフ番組『ベター・コール・ソウル』が、2019年のエミー賞にノミネートされるなど、いまだ根強い人気を誇る同作に登場した、ある一軒家がArnbnb(エアー・ビー・エヌ・ビー)に掲載されている。
その家は、ドラマの舞台になった米ニューメキシコ州アルバカーキにある一軒家。シーズン5のあるエピソードで、ウォルターとジェシーがシロアリ駆除の業者と偽り一般人の自宅を転々としドラッグを精製した、そのひとつがこの家。
ドラマの撮影に使われたのは一部分だが、じつはこの家、16人以上が泊まることができる豪邸。4つの寝室にベッドは12台も完備しており、バスルームは3つもある。ガーデンにはバーベキューができるグリルや、テーブルの上で焚き火ができるオシャレなインテリアもある。
この家を貸し出しするオーナーはなんとも愉快で、Airbnbに掲載されている写真には、ドラッグ精製でウォルターとジェシーが着ていたような化学防護服や酸素マスクを着用し、ビーカーで飲み物を飲むポーズする姿の写真が。
また、家に『ブレイキング・バッド』のポスターや場面写真が額に入れられ、ソファーにはドラマのテーマカラーであるブルーとイエローのクッションが飾られている。
ドラマの世界観バッチリのこの一軒家は、1泊2万7,522円(※8月30日現在)で泊まることができる。(フロントロウ編集部)