ルークのリブート版への意思とは?
8月7日より米Foxで放送を開始したドラマ『BH90210』。1990年から2000年に放送され、一世を風靡した青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のリブート版として、オリジナルキャストと共に帰ってきた。そんな同作で、唯一存在しないオリジナルメンバーが、今年3月にこの世を去った俳優のルーク・ペリー。
2月にリブート版の制作が正式に発表されたその直後にルークの訃報が飛び込み、多くのファンやセレブが追悼コメントを残した。
当時ルークは、Netflixオリジナルドラマ『リバーデイル』の撮影で多忙を極めており、『BH90210』への出演オファーは保留にしていたという。しかし、ルークがリブート版の計画にとても前向きな姿勢を示していたことを、ケリーを演じるジェニー・ガースが、米Peopleに告白。
さらに、ドナを演じるトリ・スペリングはこう発言。
「じつは、(リブート版に関する)最初の電話のミーティングにルークはいたのよ。彼はとても協力的で、私たちがそれを実行しようとしていることをとても誇りに思ってくれていた。彼は、『ビジョンを見失わないで。信念を曲げてはいけないよ』ってつねに言っていたの」
オリジナルキャスト2人の今回の発言で、ルークが出演に関して前向きな気持ちを持っていたことが分かっただけに、同作でルークを見ることができないのはさらに悔やまれる。それは、キャストも感じていることだという。ジェニーは、「撮影をしているときに、『今ここにルークがいて、私たちがこうしているのを見たら、とても喜ぶんだろうな』って思った瞬間が何度もあった」と語った。
そんなリブート版ドラマ『BH90210』では、トリビュートされる形で昔の映像とともにルークが登場している。(フロントロウ編集部)