トムホが熱愛報道について語る
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』に出演したことが記憶に新しいスパイダーマン役トム・ホランドが、名声を手に入れた一方、スポットライトを当てられながら生きることの葛藤について初めて口を開いた。
イギリス生まれのトムは、子役の頃から俳優として活動。ウェストエンドのミュージカル『ビリー・エリオット』で主役を務めるなど、スパイダーマン役に抜擢される前から輝かしい経歴を残していたトムだが、やはりMCUの影響は大きく、スパイダーマン役が決まってから人生が一変した。
世界的に知名度を高めたトムは、それに伴いプライベートに注目が集まることも多くなり、『スパイダーマン』シリーズで共演したゼンデイヤとはプライベートで親交があることから熱愛が囁かれ、何度否定してもそのウワサが絶えることはなかった。
そして2019年7月、トムにとって初めてとなる熱愛写真が激写されると、世界中で、トムの恋愛だけでなく、ロマンス相手の素性などが大きく取りざたされた。
人気俳優の宿命ともいえる恋愛関係のスクープ。一流セレブならではの“洗礼”を受けたトムが、その時の心境を米GQのインタビューに語った。
「僕はプライベートな人間だから。グーグルで検索してもらったらわかる通り、僕はタブロイドを騒がせるタイプじゃない。スポットライトの下で生活するのも嫌だし、必要な時しか公の場に登場しないように上手くやってると思っている。だから…、あれはなかなかキツかった。タブロイドに載るのは初めてだったし、こんなことが僕に起るのも初めてだったから、かなり驚いた。だからこそ、『もう同じことにはならないぞ』って思ったよ」
スパイダーマンを演じるのが大好きだと語る一方、仕事がプライベートにまで影響されたくないというトムの思いも語った。
「僕にとって(世間が思う自分は)架空の世界を反映させた人物なんだ。そして僕はプライベートな人生を好んでいるし、友達も好きだし、外出して遊ぶのも好きだから…」「なんていうか『何が起きてるの?』ってかんじでちょっとストレスに感じてしまったんだ。(熱愛報道は)『これが“今の君の人生”なんだよ』って気づかされた出来事だった。これからは用心する」
トムはそう語り、熱愛報道を経て、マーベル俳優として自分が置かれている立場を理解し、世間との付き合い方を学んだことを明かした。(フロントロウ編集部)