米フロリダ州にあるユニバーサル・スタジオで、絶叫系アトラクションに乗ったグループが“特定のポーズ”をしてパークから永久追放された。(フロントロウ編集部)
記念撮影のポーズが原因で永久追放
様々な映画の世界観が楽しめるユニバーサル・スタジオ・オーランドで、とある4人組の若者グループが、映画『ハムナプトラ』シリーズをベースにした「Revenge of the Mummy: The Ride」というアトラクションに乗車。
急降下する際に記念撮影のサービスがあるこのアトラクションでは、グループで“決めポーズ”するゲストも多いなか、最前列に座った4人は写真撮影でなんと、片手でナチス式敬礼をし、もう片方の手で白人至上主義者であることを表すハンドジェスチャーをした。
欧米ではタブーとされるハンドジェスチャーを同時に2つもした瞬間が写し出されたこの写真は、ネット上で瞬く間に拡散。
米ユニバーサル・スタジオの担当者はただちにその写真の取り下げを申請し、地元のニュース番組に「ここはヘイト(憎悪)を要する場所ではありません。私たちの敷地内で憎悪をむき出しにした場合は、厳しく罰します」と声明を発表した。
さらに同パークの担当者は、「ヘイトスピーチやヘイト系シンボルを表示したゲストは、ただちに園内から追放し、戻ることは許可しません」と、4人と同様の行為をした場合はパークから永久追放すると警告した。(フロントロウ編集部)