キムが話し終わった直後に“笑い声”
アメリカで10年以上放送が続く大ヒットリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演するキム・カーダシアンと、その異父妹でモデルのケンダル・ジェンナーが、米テレビ界の祭典「エミー賞授賞式」にプレゼンターとして登場。
ケンダルにとってはこれが初めてのエミー賞だったが、彼女にとっては少々“苦い思い出”となってしまった。
ケンダルとともにステージに登場したキムが、受賞者を発表する前に「私たち家族は、リアルな人々がありのままの姿を見せることが説得力のあるテレビ番組を作ると、身をもって知っています」と口にした直後、会場にいた無数の観客たちから笑い声が…。
この気まずい状況に、隣にいたケンダルは自分たちのことを笑っている人たちのほうに一瞬だけ視線を向けてから、キムに続いて「何のフィルターもかけてもいなければ、台本も一切ない彼らの物語を伝えるのです」と、冷静に自身のパートを読み上げた。
Kim and Kendall just got laughed at mid-intro... pic.twitter.com/e0MjUo21Ix
— Scott Feinberg (@ScottFeinberg) September 23, 2019
誰かがジョークを言って会場が笑いに包まれるのはよくあることだが、大真面目に発言をして笑いが起きるのは前代未聞。
これを受けて、リアリティ番組で私生活をさらしてお金を稼ぐ一家のことを快く思わない人たちから、「笑われてもしょうがない」といった辛らつな声がちらほらある一方で、単純に「失礼すぎる」といった至極当然の意見や、暴力を伴わない罪で投獄された受刑者の減刑や釈放を求める活動を積極的に行ない、社会に貢献するキムを笑い者にするのは「間違っている」と擁護する声も多く上がっている。(フロントロウ編集部)