結婚式の食事が原因で、女性が緊急搬送される事態となってしまった。カギとなったのは、あの日本食材。（フロントロウ編集部）
口いっぱいのわさび
結婚式といえば、新郎新婦こだわりの食事も見どころの1つ。イギリスで開催された結婚式に出席していた60歳の女性は、緑のペースト状のものを発見し、アボカドのディップだと思ったという。
そこで彼女は、口いっぱいに「緑のもの」を食べたそう。しかしそれが原因で緊急搬送されることになってしまった。
なぜなら、それは「わさび」だったから！
わさびを口いっぱいに食べる…。日本人ならバラエティ番組の罰ゲームを想像するようなことを自らしてしまった女性は、胸の痛みを訴えて救急車で病院へ。
すると、発病の原因がいまだ解明されていない病気“たこつぼ心筋症”だという診断が下ることに。たこつぼ心筋症は、胸痛や呼吸困難などの症状が現れる病気で、心臓がたこつぼのような形になることから、この名がつけられた。英医療系メディアBritish Medical Journalは、女性は、わさびが原因でたこつぼ心筋症になった初めての人だと伝えた。
女性は、現在は元通りの体調を取り戻しているという。（フロントロウ編集部）
