※この記事には映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のネタバレが含まれます。
デジタル版「デイリー・ビューグル」
マーベルのコミック版やこれまで公開された映画版の『スパイダーマン』で、象徴的に登場するゴシップ紙の「デイリー・ビューグル(The Daily Bugle)」。
スパイダーマンを毛嫌いする編集長J・ジョナ・ジョムソンによって出版されたデイリー・ビューグルのデジタル版デイリー・ビューグル・ドット・ネット(thedailybugle.net)が、この度開設された。
もともと日刊紙だったこのメディアは、トム・ホランド主演の映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のエンドクレジットで、デジタル版をスタートさせていることが明かされた。
エンドクレジットでは、トビー・マグワイヤが主演を務めた映画『スパイダーマン』シリーズで、約10年前にJ・ジョナ・ジョムソン編集長を演じたJ・K・シモンズが再び同役を熱演したことでも大きな話題になった。
そんなサイトのトップでは、J・ジョナ・ジョムソン編集長が独占ネタとして、「スパイダーマンは悪者のサイコパスだ!持ってもない権利でパワーを乱用してヒーローごっこをくり返している。だがなクソガキめ、教えてやろう。お前はヒーローなんかじゃない。ミステリオ、彼こそヒーローだ。お前は犯罪者だ!悪人!マスクを被った襲撃者!脅威を及ぼす者!」と、スパイダーマンをここぞとばかりにけなしている。
さらに同メディアでは、スパイダーマンは7年以上前からニューヨークで出没しはじめたことが記されているが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では、3年前の2016年の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めてトム・ホランド演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーが登場。
ここで、ピーター・パーカーが「この能力を手に入れて6ヵ月」と話しているため、デイリー・ビューグルのデジタル版の話とつじつまが合わなくなる。果たしてこれには意図があるのだろうか…。(フロントロウ編集部)