ワンカラーに飽きたら!グラデヘアの魅力
根元が暗く、毛先にかけて明るくなる色の変化が楽しい「グラデーションヘア」。キュートで立体感のある旬のヘアスタイルになれると人気のグラデヘアだけれど、うまくスタイリングできるかちょっと不安という人に朗報!
グラデヘアなのにナチュラルに馴染み、マネしやすい進化系グラデヘア「ソンブレ」と「バレイヤージュ」の違いを、セレブを手掛けるヘアスタイリストのライアン・パールが米メディアrefinery29に語った。
とろけるように馴染む「ソンブレ」
ライアンによると、グラデヘアでよく耳にする「オンブレ」が、くっきりと色の違いが分かるようにグラデーションを仕上げるのに対し、「ソンブレ」は、なるべく境目を作らず、柔らかい色合いでグラデーションをつけるカラーリング法とのこと。自然な仕上がりだから、気取らないオシャレ感がゲットできるという。※オンブレ…フランス語で濃淡をつけるという意味
さらに、ライアンは「ソンブレは、いわばオンブレの姉妹。違う点をあげるとすれば、毛先だけでなく顔の周りにもハイライトを入れるから、髪全体に馴染んでナチュラルな仕上がりになる」とコメント。
オンブレの華やかさを保ちつつ、落ち着いた大人っぽさも兼ね備えているソンブレは、オシャレな秋冬の季節にぴったり。
軽やかな動きを与える「バレイヤージュ」
フランス語で掃く(はく)という意味をもつ「バレイヤージュ」は、その名のとおり、ヘアカラーに使うハケをほうきに見立てて、サッと掃くように塗るカラーリング法のこと。髪全体に細かなハイライトを入れることで自然なムラを出し、普通のグラデヘアより立体感と動きを与えてエアリーな仕上がりになるそう。
また、ライアンは「バレイヤージュは、ショートヘアの人にもオススメのヘアカラー」とアドバイス。本来グラデヘアは色の変化を見せるために、ある程度の髪の長さが必要なことが多いけれど、バレイヤージュならショートヘアやボブなどの短い髪にも、地毛に馴染みつつ自然なグラデーション感が出せるという。
いろんなヘアカラーにチャレンジしたくなる秋の季節。どれにしようか迷ったら、旬のグラデヘアを試してみて。(フロントロウ編集部)