「ファッションアイテムの中で、私が生みの親になりたかったものは何かと聞かれたら、白シャツと答える。白シャツはすべての基本。他はあとからついてくる」というカールの言葉から想起された本プロジェクトには多くのクリエイターが参加。
そのうちの7 名、カリーヌ・ロワトフェルド(ファッション・エディター兼カール・ラガーフェルド スタイル・アドバイザー、本プロジェクトキュレーター)、ケイト・モス(モデル)、カーラ・ デルヴィーニュ(モデル)、ダイアン・クルーガー(女優)、村上隆(アーティスト)、トミー・ヒルフィガー(デザイナー)、セバスチャン・ジョンドー(カール・ラガーフェルドのパーソナルアシスタント兼モデル)らが手がけたシャツが発売される。
収益はすべて、パリ・デカルト大学の医学研究に資金援助を行う慈善団体、Sauver la Vie に寄付。ロゴを手書きでデザインするなど、カール本人が⾧年にわたり支援した同団体に収益を寄付することで、カールの遺志を次ぐことができると考えているという。
ファッション・エディター兼カール・ラガーフェルド スタイル・アドバイザー、本プロジェクトキュレーターを務める、カリーヌ・ロワトフェルドは本プロジェクトに以下のようにコメント。
「何かをするときにはサプライズが必要だ」と、カールはいつも言っていました。このプロジェクトは非常にクリエイティブな方法で彼の偉業への敬意を表するものです。今回参加された方々はこのプロジェクトをとても楽しんで下さったので、カールも喜んでくれると思います。
“A TRIBUTE TO KARL LAGERFELD : THE WHITE SHIRTS PROJECT”には、先の7 名に加え、カイア・ガーバー(モデル)、ジジ・ハディット(モデル)、アンバー・ヴァレッタ(モデル)、アレッサンドロ・ ミケーレ(デザイナー)、オリビア・パレルモ (ソーシャライト)、ヘレン・ミレン
(女優)、クリスティアーノ・ロナウド(サッカー選手)、ルイス・ハミルトン(レーシングドライバー)、 パク・スジュ(モデル)、シモーネ・レグノ(デザイナー)、アルトン・メイソン(モデル)、スティーブン・ウィルソン(ミュージシャン)、ジャン・バプティスト・モンディーノ(フォトグラファー)、ナジャ・スワロフスキー(スワロフスキー社理事)、ホリ・ロジャース(ファーフェッチ、チーフ・ブランド・オフィサー)など、世界中の多くのクリエイターが参加。
作品は、パリコレクション開催中の2019 年9 月25 日(水)にメゾン カールラガーフェルドにてプライベート・エキシビジョン形式で展示され、その後、カール・ラガーフェルドの一部店舗を巡回する。
“A TRIBUTE TO KARL LAGERFELD : THE WHITE SHIRTS PROJECT
各77 点、777 ユーロ(日本販売価格:77,777 円)でKARL.COM とFARFETCH.COM にて限定で発売中。(フロントロウ編集部)