実は奥が深い「テラコッタ」
ひとくちに「テラコッタ」と言っても、その色合いは多種多様。メイクアップ・アーティストのハンナ・マーティンは、「アースカラーのテラコッタは、だれにでも似合うカラーのひとつだけれど、自分にフィットさせるには色の選び方にコツがある」と語り、似合うテラコッタの種類は、人によって違うと米メディアByrdieに明かした。
自分に似合う「テラコッタ」とは?
だれもが1度は耳にしたことがある、自分に似合う色を示す「パーソナルカラー」。パーソナルカラーは、自分の肌の色をもとに、黄みがかった「イエローベース」、青みがかった「ブルーベース」の2つに分かれている。ハンナいわく、パーソナルカラーを参考にテラコッタを選ぶと、しっくりくる色が見つかるそう。
イエローベースの場合
日本人に多く、基本的には茶色やオレンジなど秋色が得意なイエベ。テラコッタが良く映えるパーソナルカラーだけれど、ハンナは、「イエローベースでも、すべてのテラコッタが合うわけではないから注意して」と話し、テラコッタを選ぶときは、黄みやオレンジみのあるものを選ぶと、失敗しにくいという。
ブルーベースの場合
一般的にイエローやオレンジなど黄みの入った色が苦手と言われるブルベの人に対して、ハンナは、「ブルーベースの人がテラコッタを愛用する場合は、赤みやピンクみを含む色を選ぶのがオススメ」とアドバイス。
ブルべ肌にテラコッタのワントーンメイクはNG?
トレンドメイクとして今注目を集めている、アイメイクからリップまで同色でまとめたワントーンメイク。可愛くてやってみたくなるけれど、青みのあるブルベの肌に、テラコッタのワントーンメイクはちょっとヘビーな印象になるそう。どうしてもテラコッタ特有の黄みが強く出てしまい、肌がくすんで見えるという。
ブルベでも、秋らしいテラコッタメイクを成功させるポイントは、全体のバランス感! ハンナによると、例えばテラコッタのリップを使いたい時は、アイメイクをブルべ寄りのピンクやローズブラウンにするなど、テラコッタに頼りすぎないのが成功の秘訣という。
顔の輪郭がぼやけやすいテラコッタは、ブラウン系のアイライナーなどで引き締め、マスカラでメリハリを入れるのが鉄則。自分に似合う色を見つけて、トレンドのテラコッタメイクを楽しんでみて。(フロントロウ編集部)