テイラーが自身の“ブレない”音楽性についてひと言
そのずば抜けた作詞作曲の力で創り出す音楽で、デビュー当時から世界を魅了するテイラー・スウィフト。これまで7枚のアルバムを制作し、数々のヒットソングを世に送り出してきたテイラーだけれど、彼女にまつわる、ある“ウワサ”が存在する。
それは、テイラーが実際は曲を書いておらず、ただ作曲や作詞に“協力”する形で参加しているのではないかということ。
テイラーは先日、米人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー(The Tonight Show)』に出演し、最新アルバム『ラヴァー』のタイトル曲「ラヴァー」について、「これは私だけで完成させた曲なの」と明かすと、こう話した。
「その曲を書いた作曲家たちのために、私がパーティーを開こうと考えるなんて、おかしな話よね。なぜなら、そこに現れるのは、私だけだから」
テイラーはウィットの効いたひとことで、自身の作詞の才能を疑う声に反論。
テイラーといえば、他のソングライターの作品を歌わされそうになったことを原因に、デビュー前に契約が決まりそうだったレコード会社と決別したり、米Billboardのインタビューで、「もし自分が曲を書く人間でなかったら、シンガーにはならなかった。他の誰かの言葉を歌うことに興味はない」とキッパリ明言したりと、デビュー前から作詞作曲にこだわりがあることがわかるエピソードをいくつも持つ。
自身の個人的な経験や想いを歌にのせ、そのリアルさが若者の共感をよび、世界の歌姫へと成長したテイラー。キャリアを築き世界的トップシンガーとなった今でも、別人が曲を作っているというウワサは見過ごさない姿勢を見せた。(フロントロウ編集部)