新しい形の“ペアルック”
カップルの“ペアルック”といえば、お揃いのファッションアイテムを着用したり、服装をマッチングさせたりすることが一般的だが、セレブの間では、ファッションを超えビューティー面でも、“ペアルック”を採用している人が増えている。
2019年6月頃から交際をスタートさせたシンガーのデュア・リパと、ジジ・ハディッドとベラ・ハディッドの弟でモデルのアンワー・ハディッドは、2人とも以前からファッションセンスに定評があることから、カップルコーデも一線を画すもの。
10月はじめにデュアが地毛のブルネットの外側だけをブロンドに染めたユニークなツートーンカラーにイメチェンすると、アンワーもブロンドヘアにイメチェンしてデュアのヘアカラーにマッチさせた。アンワーはさらに前髪部分だけをピンクに染めて自分らしい個性も出した。
さらにデュアとアンワーは、先日、ネオンピンク、ネオンイエローのカラーリングをマッチングさせたネイルをして、爪まで“ペアルック”に。
ニューヨークを拠点に活動する日本人ネイルアーティストのメイ・カワジリによって施された2人のネイルは、もちろん2人合わせたデザインもいいけれど、個々でも際立つデザインにしたのがさすが。
また、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のアリア役で知られるメイジー・ウィリアムズも、恋人のルーベン・セルビーとある部分でペアルック。
先日行なわれたパリ・ファッションウィークのトム・ブラウン(Thom Browne)のファッションショーで、メイジーとルーベンはお揃いのメイクをして登場。
衣装に合わせたレッドのアイシャドウが映えるメイクでペアルックを格上げさせた。
一般的に女性がするものとされてきたメイクやネイルは、今や、性別に関係なくみんなが楽しむもの。中性的なルックスをする人たちが増えているなかで、異性同士のカップルの間でも、新しい形のペアルックがますます浸透していっている。(フロントロウ編集部)