亡きマネージャに送った新曲
アダム・ラヴィーンがフロントマンを務めるバント、マルーン5の新曲「メモリーズ」のMVが公開。同曲は、2017年12月に不慮の死を遂げたマルーン5の元マネージャー、ジョーダン・フェルドスタインに捧げたもの。
俳優のジョナ・ヒルの兄であり、亡くなるまで長年マルーン5のマネージャーとしてメンバーを支えたジョーダンは、肺塞栓によって40歳という若さでこの世を去ってしまった。
そんなジョーダンに捧げた同曲は、「ガールズ・ライク・ユー feat. カーディ・B」以来、1年4カ月ぶりの新曲。
MVは、アダムが切々と歌いあげる様をワンカメラの接写で捉えた、シンプルながら心に響くエモーショナルな映像が印象的。このMVは、映画『ファイト・クラブ』などで知られる大物監督のデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた。
「ここにいるみんなに乾杯/君にも乾杯したいけど、君はもういない/ドリンクが僕たちのメモリーを思い出させる/僕たちが一緒に乗り越えてきたメモリーを」という歌詞を歌うアダムの表情は、ジョーダンのことを思い出しているのか、少し悲し気。
MVの最後には「For Jordi(ジョーディのために)」と、マルーン5のメンバーが呼んでいたジョーダンのニックネームでこの曲が彼に捧げられたものだということがわかるメッセージが表示される。(フロントロウ編集部)