『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが、兄リヴァー・フェニックスが生前に言ったという「予言」の存在を明かした。(フロントロウ編集部)

ホアキンよりも先に有名になった兄リヴァー

 現在公開中の映画『ジョーカー』で主演を務めるホアキン・フェニックスは、これまでも『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』や『グラディエーター』などに出演し、演技派俳優としての地位を築いている。

 そしてホアキンの家族といえば、兄も姉妹も俳優として活動しており、『スタンド・バイ・ミー』『マイ・プライベート・アイダホ』などへの出演で名声を極めながらも、1993年に23歳の若さでこの世を去った兄リヴァー・フェニックスの存在はとくに有名。

画像1: ホアキンよりも先に有名になった兄リヴァー

 そんなリヴァーが生前、ホアキンが俳優を目指すずっと前に、家族の前である“予言”をしていたことをホアキンが明かした。

「私たち家族はキッチンにいて、その時兄が、『ホアキンは俳優になるよ。そして俺より有名になる』って言ったんだ。私と母はお互いを見て、“この子はなにを言ってるんだ?”ってかんじだった。兄がなぜそれを言ったのか、その時私の何を知っていたのか分からない。私はその時演技なんてしたことがなかったからね。でも兄は核心を持ったように言っていた。その時は馬鹿馬鹿しく思ったけれど、今はもちろん、『兄はどうやって知ったんだよ?』ってかんじさ」

 米Vanity Fairで、4歳年上の兄が突然言い始めた突拍子もない予言を明かしたホアキン。しかしその後ホアキンは、12歳のころに映画『スペースキャンプ』に出演。26歳で出演した『グラディエーター』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、32歳で『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』での演技によりゴールデングローブ賞主演男優賞とグラミー賞を受賞。そして現在公開中の『ジョーカー』では、映画界への貢献によりトロント国際映画祭で特別賞のTribute Actor賞が贈られた。

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 名実ともに一流俳優となったホアキンはTribute Actor賞の受賞スピーチで、俳優活動を休止していた時期に自分を俳優の道へ戻したのも兄リヴァーだと明かし、リヴァーに対して感謝の気持ちを述べていた。(フロントロウ編集部)

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