贅の限りを尽くしたオフィスの内部が公開
カイリー・ジェンナーは18歳だった2015年に立ち上げたコスメブランド「カイリー・コスメティックス(Kylie Cosmetics)」を起業からたった3年ほどで企業価値900万ドル(約1000億円)のトップ企業へと導き、2019年には21歳にして「一代でビリオネアになった史上最年少の人物」として米経済誌フォーブスの表紙を飾った。
そんなカイリーが、カリフォルニア州オックスナードにあるカイリー・コスメティックスのオフィスを自身のYouTubeチャンネルで公開した動画で公開。“オフィスツアー”と題した約16分間の映像の中で、自身のこだわりが詰まった、至れり尽くせりの自社ビルの全貌を初お披露目した。
カイリーの大好きなピンクをアクセントにしたオフィスには、巨大なブランドロゴのネオンサインやカイリー関連の動画が一日中流れ続ける特大スクリーンが出迎える会社ロビーに始まり、長時間座っても疲れにくいフェイクファー張りの椅子が置かれたミーティングルームや社員たちが自由に過ごせるカフェテリア、スムージーなども作れるキッチンに加え、カーダシアン/ジェンナー家の姉妹たちも利用することもあるという写真撮影スタジオやメイクアップルーム、広大な衣裳部屋にシャワールーム、動画撮影専用のスタジオや映像編集室も完備。
さらに、カイリーがこれまでプロデュースを手がけた製品を集約してディスプレイしたショールームや姉妹ブランドとして手がけるスキンケアブランド「Kylie Skin(カイリー・スキン)」専用のセクションなども用意されている。
また、2018年に長女ストーミちゃんを出産し、ママと社長の2足のわらじを履くカイリーらしく、社長室の隣にはストーミちゃん専用の子供部屋が。社員専用のカフェテリアにも、つねにカイリーがそばを離れることはないというストーミちゃん用のピンクのハイチェアも設置されている。
カイリーは、これまでリリースしたアイテムやキャンペーンに使用した小道具を“アート”として社内に飾っており、自分の大好きなものだけでなく、社員や家族にとっても居心地が良く仕事がしやすい最善の環境づくりを目指した贅沢なオフィスを完成させた。
全体的にシンプルですっきりとした印象だが、ところどころに「最年少億万長者」のカイリーらしい設備や装飾も。
カイリー専用の社長室には、彼女が今年のバースデーコレクションに採用した「お金」をテーマにしたコレクションになぞらえて、ファッションデザイナーで友人のアレクサンダー・ワンから贈られたというお札でできたバラの花束が飾られていたり、写真スタジオ外の休憩スペースに併設するバーの一画には、なんともゴージャスなシャンパン専用の自動販売機が設置されていたりと、バブリーな演出も忘れてはいない。
贅の限り、こだわりの限りを尽くしたカイリーのオフィスの様子に、動画を見た人々からは「富が目に染みる…」、「自分の貧しさを再確認した」という若干卑屈ともとれる反応が寄せられるとともに、それとは全く逆で「自分もいつかこんなオフィスを持てるように頑張りたい」、「むしろ、カイリーの会社で働きたい!」とモチベーションを上げる女性たちも続出している。
全編見てもまったく退屈せず、若くしてその道のトップに上りつめたカイリーのアイディアの豊かさに思わず感心してしまう動画は必見。あまりのキラキラぶりに、あなたも「もっと仕事を頑張ろう!」と刺激されるかも。
カイリーのオフィスツアーの全編は下の動画で視聴できる。
(フロントロウ編集部)