本当は自分が歌う楽曲だった
ショーン・メンデスとカミラ・カベロは2019年6月に2度目のコラボ曲となる「セニョリータ」をリリースし、赤面級に濃厚な絡みを見せたMVを公開し大きな話題に。
その後、2人が交際をスタートさせたことは今や周知の事実。そんなカミラとショーンが付き合うきっかけになったと言っても過言ではない「セニョリータ」は、イギリスのシンガー、チャーリーXCXがソングライターとして名を連ねている楽曲で、じつはこの曲はチャーリーが自身のアルバム『チャーリー』に入れようとしていた楽曲だったということを、ボストンのラジオ番組に出演した際に明かした。
チャーリーは、カミラをはじめセレーナ・ゴメスやグウェン・ステファニー、イギー・アゼリアなど、そうそうたるシンガーに楽曲提供をしており、ソングライターとしても人気が高い。そんなチャーリーは「セニョリータ」について「すぐにこの曲は私のための曲ではないと気づいた。でも、曲はとてもよかったの」と語っており、なぜ自分のための曲ではなかったのかというと、「私はこの文化の一部ではないし、そこの出身でもないから、このラテンポップの楽曲は違うと思った。それに対してカミラはその(ラテンの)血が流れている。だからこの楽曲を書いている時に、彼女のことが頭に浮かんでカミラに楽曲を送ったの」とカミラに楽曲を提供した理由を話した。
カミラとチャーリーは同時期にテイラー・スウィフトのツアーにオープニングアクトとして出演していたことがあり、そこでこの曲をカミラが歌う話があがったけれど、関係者も含めた話し合いが何度も行なわれた結果、日の目を浴びるまで1年以上を要したという。
チャーリーがカミラとショーンに楽曲を提供した「セニョリータ」は、大きな話題になり米Billboardが発表する全米シングルチャートで1位を獲得。楽曲を提供したチャーリーも納得のいく結果となった。(フロントロウ編集部)