米マサチューセッツ州アンドーバーにあるマクドナルドの店内に、黒人差別的なデコレーションがあったとして、批判が相次いでいる。(フロントロウ編集部)

ハロウィンデコレーションが差別的

 人気ハンバーガーチェーンのマクドナルドの店内に施されたハロウィンのデコレーションが、ネット上で炎上している。

 問題が起きたのは、米マサチューセッツ州アンドーバーにある、とあるマクドナルドの店舗。ハロウィンの時期に合わせて、カボチャをくり抜いたジャック・オー・ランタンなどが描かれたイラストがレジ下にデコレーションされた。

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 このデコレーションには、黒いジャック・オー・ランタンの側にある黒い樹に、まるで人が首吊りしているような姿が黒で模られているイラストがあり、これがあたかも黒人が首吊りしているように見えるとして多くの利用者が不快感を示したという。

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 アメリカには、19世紀後半の奴隷解放にあたり、白人至上主義者によって黒人が首吊りにされるリンチが多数起きた歴史があるため、ハロウィンに使用されていた首つりのデコレーションは年々減ってきているという現状がある。

 それにもかかわらず、このマクドナルドの店舗では首吊りのイラストが描かれていたため、批判が殺到した。

 このデコレーションを目撃したエリック・ポコックは、「友人と僕は、みんなが見える場所にこんなデコレーションした、マクドナルドという大きな企業にショックを受けている。不快であり不適切です。これを誰かが良いアイディアだと思ったことが信じられない」と、米TODAYに語った。

 ツイッター上でも、この写真を見た多くのユーザーから「まったくもって不適切だ」「公共の場に飾るデコレーションとしてはふさわしくない」といった意見が寄せられ、ネットで炎上した。

 これを受けて、店舗のオーナーは、「このデコレーションを飾ったことを心底後悔するとともに、不適切だと思われるものはいち早く撤去致しました。誰もが歓迎される、カスタマーと従業員にとって包括的な環境を作ることは、私たちにとって重要なことです。私たちのコミュニティを不快にさせてしまい申し訳ございません」と謝罪した。

 欧米諸国では、今回のデコレーションに限らず、黒人差別を連想させる商品やキャンペーンが批判の対象になることがあり、こうしたことに企業側は慎重な姿勢を見せている。

 今年4月には、英大手スーパーのウェイトローズで販売されたホワイト・ミルク・ダークの3種類が入ったアヒル型チョコレートのダークチョコレートが「Ugly(醜い)」とネーミングされたことで、人種差別だと批判が殺到し販売中止になった。(フロントロウ編集部)

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