リオ・デジャネイロが魔法ワールドに
世界を熱狂させた映画『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3弾の撮影地がブラジルに決定。早ければ2020年の春ごろからの撮影となる。
撮影地に関しては、『ハリー・ポッター』シリーズの著者であるJ.K.ローリングが2018年11月1日に自身のツイッターで「1930年のリオ・デジャネイロ」という発言をしていたため、『ファンタスティック・ビースト』3作目の舞台はブラジルなのではないかとファンの間ではウワサされていた。
It’s Rio da Janeiro in the 1930s. https://t.co/z7Begrrd9A
— J.K. Rowling (@jk_rowling) November 1, 2018
1930年代のブラジルというと、先の世界恐慌のあおりを受け国が不安定で、大統領選への不満から革命がおきたり、政治的に様々な争いがあったりと、激動の時代。そんな中で展開される『ファンタスティック・ビースト』のストーリーに注目が集まり始めている。
ちなみに、シリーズ第1弾である『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、1926年のイギリスが舞台で、第2弾の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は1927年のパリが舞台だった。
『ファンタスティック・ビースト』3作目は、北米の魔法学校である“イルヴァーモーニー魔法魔術学校”が重要な役割を果たすという。特に、ジェシカ・ウィリアムズ演じる新キャラクターのユーラリー教授が活躍。
主要キャストは前作と変わらず、主人公ニュート・スキャマンダー役にエディ・レッドメイン、ティナ・ゴールドスタイン役にキャサリン・ウォーターストン、アルバス・ダンブルドア役にジュード・ロウ、ゲラート・グリンデンバルド役にジョニー・デップ、クリーデンス・ベアボーンにエズラ・ミラーが続投。
次回の舞台は南米ということもあり、グリンデンバルドがペットにしていたチュパカブラ(※)のアントニオも復帰するのではとファンの中では話題になっている。
※主に南米で発見される未確認生命体。血を吸うと言われ怖がられているけれど、その正体はまだわかっていない。
監督は、映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』や映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』など、『ハリー・ポッター』シリーズを生み出してきたデヴィッド・イェーツ。
『ファンタスティック・ビースト』の第3弾は2021年11月12日に全米ロードショー予定。(フロントロウ編集部)