ネットフリックスのドラマ『パニッシャー』で主演のジョン・バーンサルが、アカデミー賞に「ある部門」での表彰がないことを「犯罪だ」と批難。(フロントロウ編集部)

俳優が撮影現場で最も近い人物

 俳優のジョン・バーンサルは、ネットフリックスのマーベルコミックス原作ドラマ『パニッシャー』や、公開が迫っている映画『フォードvsフェラーリ』などに出演しており、持ち前のがっしりとした体格を生かした芝居で人気が高い。

 そんなジョンは米Men’s Health magazineのインタビューで、アカデミー賞にスタントマンのパフォーマンスを表彰する独自の賞がないことを指摘。「彼らは私たち俳優の“兄弟”ともいえる存在で、映画のセットにいるときに一番身近にいてくれる人。彼らのためにアカデミー賞が用意されていないのは絶対に犯罪だと思う」と強く主張した。

画像1: 俳優が撮影現場で最も近い人物

 これまでもアカデミー賞にスタント部門がないことに関しては、映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などに出演した俳優のヘレン・ミレンや、『ミッション:インポッシブル』シリーズのディレクターを務めるクリストファー・マッカーリーが異を唱えたことで、ハリウッド業界をザワつかせていた。

画像2: 俳優が撮影現場で最も近い人物

 死亡事故も後を絶たないスタント業界は、自分の命を危険にさらし、本当に驚くべき偉業をやってのける人ばかり。今後のアカデミー賞に、スタント部門は生まれるのだろうか。(フロントロウ編集部)

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