『ターミネーター:ニューフェイト』のリンダ・ハミルトンが63歳とは思えない肉体改造に成功した裏には、あの超一流アスリートも担当するトレーナーとの壮絶な二人三脚があった。(フロントロウ編集部)

壮絶なトレーニングを支えた人物

 映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』で28年ぶりにシリーズ復帰を果たし、63歳とは思えないバキバキに引き締まったボディが話題となっているサラ・コナー役のリンダ・ハミルトン

 肉体改造に入れ込みすぎて、“お尻が無くなる”というハプニングに見舞われるほどだったというリンダが、1年間かけて行なったトレーニングを支えていた人物が、とんでもなかった。

画像: 壮絶なトレーニングを支えた人物

 約30年前に出演したシリーズ第2作目の『ターミネーター2』でも、屈強な体を作るため過酷なダイエットと体作りに取り組んだというリンダ。当時はまだ若かったため、1年以上にわたって脂肪分を一切取らないという、ストイックすぎる食事法を実践していたというが、63歳となった今は、以前とは違い、撮影中のアクションシーンなどに合わせて体がきちんと動くように筋肉をつけることを優先した肉体改造を行なったのだそう。

画像: 1991年公開の『ターミネーター2』より。

1991年公開の『ターミネーター2』より。

 それでも、1年間炭水化物をカットするという難易度の高い食事法を取り入れたリンダだが、彼女のワークアウトを指導していたのは、なんと、女子テニス界の大スターである、一流アスリート、セリーナ・ウィリアムズ選手のトレーニングを監修している有名トレーナー、マッキー・シルストーンだった。

画像: セリーナ・ウィリアムズ選手。グランドスラム4大会連続優勝達成した史上5人目の選手として、テニス界の歴史に名を残している。

セリーナ・ウィリアムズ選手。グランドスラム4大会連続優勝達成した史上5人目の選手として、テニス界の歴史に名を残している。

 米Instyleに「セリーナがたまたま妊娠中だったから、マッキーとトレーニングをすることができたの。幸運な偶然ね」とセリーナの恩師でもあるマッキーに指導をしてもらえることになった裏話を明かしたリンダは、マッキーの指導でウェイトリフティングやピラティス、クロストレーニングなどを行ない、徹底的に筋肉をつけたのだそう。

トレーナーのマッキーと。これまでに3000人を超えるプロスポーツ選手たちのトレーニングを監修した彼は、MLBのスター、オジー・スミスやNFLのペイトン・マニングといった超一流アスリートたちを指導した。

 さらに、リンダは、「週に6日間撮影があって、週末は休みだったけど、休みの日はスキューバか軍隊訓練をやっていたわ」と、マッキーとのトレーニングにくわえ、スキューバダイビングや軍隊が行なうトレーニング、そして武器の扱い方を学ぶための講習なども受けるなど、60代女性にしては、考えられない壮絶なスケジュールをこなしていたことも告白。

 しかし、実際は、そんな生活はかなり堪えたようで、「休みの日は20時間くらい眠ってたわね。体をしっかり休めて、気分転換のために本を読んだりしてゆっくり過ごしてた」とヘトヘトだったことも示唆した。

 “戻ってきたサラ・コナー”の役作りに全身全霊を捧げたリンダが、往年の友人でもあるアーノルド・シュワルツェネッガーと再共演を果たし、バズーカ砲をぶっ放すクールなアクションシーンも満載の『ターミネーター:ニュー・フェイト』は絶賛公開中。(フロントロウ編集部)

※記事内の表記を一部修正しました。

This article is a sponsored article by
''.