米フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオに設置されている“ドリンクバー”のシステムに不満を吐きだした男性が、同テーマパークに対して訴訟を起こした。(フロントロウ編集部)

おかわりに時間制限

 ユニバーサル・オーランドを集団訴訟したのは、ニューヨーク在住の男性。フロリダ州にあるユニバーサル・スタジオに設置されている、コカ・コーラの“ドリンクバー”が利用者の誤解を招くとして裁判を起こした。

 このドリンクマシンは、パーク内の複数個所に設置されており、利用者は約1,900円のコードつきカップを購入して、何度でもドリンクを飲むことができ、数日券で再びパークを訪れる際は、購入したコップに追加料金約1,000円支払うとまた利用できるというシステムになっている。

 しかし男性は、このマシンがおかわり自由を謳っておきながらも、“何度もおかわりできない”と主張。ドリンクをリフィルしようとしたら、マシンのスクリーンに「まだおかわりするには早いですよ」と表示され、喉の渇きを癒せなかったという。

 これだけ聞くとマシンのシステムに問題があるように聞こえるけれど、じつはこのマシン、ドリンクをついでから最低でも10分経たないとおかわりできないようになっている。男性はドリンクをついでから10分もたたずに何度もおかわりしようとしたことから、マシンに拒否されたのである。

 そんな情報を聞いていなかった男性は「1時間に6杯しか飲めない」と激怒し、ユニバーサル・スタジオを訴え、不特定の損傷を求めている。(フロントロウ編集部)

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