カミラが自分のすべてを捧げた作品
ガールズグループのフィフス・ハーモニーを脱退し、2017年から本格的にソロ活動をスタートさせたシンガーのカミラ・カベロが、12月6日にセカンドアルバム『ロマンス(Romance)』がリリースされることを自身のSNSを通じて発表した。
カミラにとって“すべてを捧げた”といっても過言ではない今回のアルバムについて、彼女はこうコメントしている。
「このアルバムを通して誰かと恋に落ちた時の気分を伝えたい。(それを伝えるのは)ほぼ不可能に近いことだったけど、私のこのアルバムに自分のすべてを捧げたと言えるわ。
このアルバムに収録する曲を作っている時ほど“生きている”と実感したことはない。めちゃくちゃだけど、美しくて忘れがたい時間。辛すぎて『忘れたい』と願ったこともある。身を削るような思いで作ったからこそ、自分を見失いかけたりもした。
私の思い出が、今度はあなたの思い出になる。私がその時間を愛したように、みんなもこのアルバムを愛してくれるといいな」
20歳から現在に至るまでの約2年間を象徴する作品になっているという『ロマンス』には、カミラが初めて真剣にお付き合いした人にインスパイアされた曲が多数収録されている。
カミラにとって“初めての彼”とは、今年6月に交際期間約1年半で破局を迎えたプロの恋愛アドバイザーのマシュー・ハッセー。なので恐らくマシューとの交際&破局に影響を受けて書かれたものがほとんどだと思うが、なかには現在お付き合いをしているシンガーのショーン・メンデスについての曲もいくつか含まれているそう。
ちなみに、今回、アルバムの発売情報に加えて、2020年に「ザ・ロマンス・ツアー(The Romance Tour)」を行なうことも発表された。現時点ではツアーの開催地は北米のみとなっているが、後々、日本を含むアジアツアーが追加される可能性もある。(フロントロウ編集部)