マット・デイモン、4人の子供たちの「全力の抵抗」
ハリウッドで活躍するマット・デイモンといえば、『ボーン・アイデンティティー』などで主演を務める人気俳優でありながら、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞脚本賞を受賞したこともある多才な人物。
そんなマットは、現在20歳、13歳、11歳、そして9歳になる子供を育てるパパでもある。すでに1番手がかかる時期は過ぎた子供たちだけれど、マットが「全力で抵抗されるよ」と語る1つのことが。
それは、マットの映画を見ること。
マットによると、成長して子供向け映画以外も楽しめるようになった子供たちに、自分の作品を見てもらおうとしているそう。なかでも彼が子供たちに見てもらいたいのは、もちろん自身の才能が存分に発揮された『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』。
「本当に『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』を見たくないの?パパとベンおじさんが書いたのは知ってるんだよね?」
そんな風に、共同で脚本を書いた親友ベン・アフレックの名前まで出して、子供たちに話してみたというマット。しかしその時の子供たちの反応は…。
「知ってるよ、パパ」
アカデミー賞脚本賞を受賞した自信作で、見てもらいたがっている作品だからこそ拒否するという、子供たちの皮肉な抵抗を明かしたマット。「それはつまり『見ないよ』ってことなんだよね」と残念がるマットなのだった。
ちなみに子供たちは、『オデッセイ』と『フォードvsフェラーリ』は見たことがあるそう。しかし『オデッセイ』を見たときに1番下の子はまだ小さかったそうで、マットはいちいち画面を止めては物語の説明を繰り広げたそう。子供たちがマットの自信作を見たがらないのは、もしかしてマットのそんな行動が原因かも?(フロントロウ編集部)