最近使われる、新しい恋愛用語って?
しばらく音沙汰のなかった恋愛相手から「最近どう?」、「今、何してるの?」と何の脈略もなく連絡が来る…。このモヤモヤするような状況を絶妙に表す新しい単語が、英語圏で使われている。
それは、「paperclipping(ペーパークリッピング)」。
由来は、ひと昔前にMicrosoftのワードを使っていると現れたクリッピー(Clippy)というキャラクター。擬人化されたペーパークリップで、画面の端でワードについて教えてくれるアシスタントのような存在だったけれど、ほとんどのユーザーが邪魔だと思っていたことで知られる。
必要ないのに現れる「あの図々しい感じがまさに!」と多くの人の共感を得て、急激に単語の使用頻度が増えているという。
以下、アメリカのオンライン辞書サイトUrban Dictionaryによる例文。
「彼は私に興味ないと思ったんだけど、昨日連絡してきて、返信したのに既読無視された。まただよ?もう一ヶ月くらいこんな感じで、何を信じたらいいかわからない」
「もう完全にサヨナラしたほうがいいよ。彼は“paperclipping”してるだけ」
ちなみに、「peperclipping」とは対照的に、いい雰囲気だったのに急に連絡を取れなくなることを「ghosting(ゴースティング)」といい、様々な恋愛用語が誕生している。(フロントロウ編集部)