業界一の敏腕マネージャーとして知られるスクーター・ブラウンが、シンガーのテイラー・スウィフトとのバトルについて初めて公の場でコメントをした。(フロントロウ編集部)

スクーターの「本音」とは?

 シンガーのジャスティン・ビーバーの恩師として知られ、ジャスティンのほかに、アリアナ・グランデデミ・ロヴァ―トといった人気アーティストを顧客に抱える敏腕マネージャーのスクーター・ブラウンが、米Variety主催のイベントでシンガーのテイラー・スウィフトとの“バトル”について、騒動後初めて口を開いた。

スクーターとテイラーのあいだに一体何が?

 今年7月、テイラーがデビュー当時から2018年まで所属していた音楽レーベルのビッグマシン・レコードを、スクーターが運営する会社イサカ・ホールディングスLLC.が買収。その結果、テイラーとはまったく無関係のスクーターが、彼女が過去にリリースしたアルバムなどの原盤の所有権を手にすることに。それに激怒したテイラーがスクーターのことを名指しで批判したことで、ほかのセレブも巻き込む大騒動へと発展した。

画像: 左からテイラー・スウィフト、スクーター・ブラウン、ビッグマシン・レコードのCEOスコット・ボーチェッタ。

左からテイラー・スウィフト、スクーター・ブラウン、ビッグマシン・レコードのCEOスコット・ボーチェッタ。

 その後、テイラーが原盤の所有権を取り戻すために、過去にリリースした全6作のアルバムを「再レコーディング」すると宣言したことで、騒動は鎮静化したと思われていたが、つい最近になって、テイラーが、ビッグマシン・レコードから自身が過去に制作した楽曲の使用を妨害されていると告発したことで、両者のバトルが激化。結局、今回の騒動は批判を受けたビッグマシン・レコードがテイラーに曲の使用を許可することで落ち着いたが、いまだにテイラーとスクーターのあいだにはしこりが残っており、埋められない深い溝がある。

 先日行なわれた某イベントでステージに登壇したスクーターは、最後までテイラーの名前は出さなかったが、「この6ヵ月間ずっと口をつぐんできました。(テイラーとの騒動について)公の場でコメントしたことはただの一度もありません」と切り出すと、“詳細は控える”としながらも、SNSを通じて自分の意見を発信する昨今の風潮に対し、「僕らはすごく不健全な環境の中にいると思う。お互いに発言をするのはSNS上だけで、直接会話をしないことが当たり前になっている世の中に疑問を感じる。僕はそのやり方には賛同できない。黙っていることで、みんなから自分が『悪者』だと思われたとしても、(SNSで何か言うくらいなら)僕は悪者のままでいい。それでも僕はSNS合戦には応戦しない」とコメントをして、遠回しにテイラーのやり方を批判。

画像: スクーターの「本音」とは?

 ただし、それはあくまでもテイラーのやり方に対する不満であって、議論を重ねることによって問題解決の糸口が見つかると考えるスクーターは、テイラーさえよければ、「直接会って話したい」と心の底から思っているそうで、「この6ヵ月間ずっと(テイラーと)話し合いの場を設けることを望んでいた」と告白。自分は誰かが不幸になることは望んでいないし、相手が誰であれ、話し合いを望む人がいればいつでも応じる準備はできていると強く訴えた。

 事の発端となった買収騒動の件では、スクーターは確実に関与していたが、今回、テイラーがビッグマシン・レコードから過去の楽曲の使用を妨害された件については、スクーターはまったくの無関係で、むしろビッグマシン・レコードのCEOであるスコット・ボーチェッタの“暴走”に「腹を立てていた」という関係者の証言もある。真相はわからないが、果たしてスクーターとテイラーが腹を割って話す日はやってくるのだろうか。(フロントロウ編集部)

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