あるコスメを、特定のエリアにつけておく
トップモデルのジジ・ハディッドやドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』の出演で知られる女優のシェイ・ミッチェルら、数々の人気セレブを手掛ける有名メイクアップ・アーティストのパトリック・タは、クライアントを写真映えさせるためにベースメイクでは「あるコスメ」が欠かせないのだという。

パトリック・タのイベントに駆け付けたクライアントのシェイ・ミッチェル(右)
写真映りが最重要項目でもあるセレブのメイクを手掛ける上でマストなコスメとは、なんとフェイスパウダー。
パトリックは、「じつはこれまでは、フェイスパウダーを使うことで顔が厚塗りのように見えそうで、フェイスパウダーを使うことには恐怖心があったんだ」と英メディアByrdieにコメント。ナチュラルでツヤ肌に仕上げるためには、肌に重さが出たり、マットになってしまう恐れがあるフェイスパウダーは使わないようにしていたという。

しかしパトリックは、写真映りの点でフェイスパウダーがとても有効に働くことに気づき、いまでは欠かせなくなったという。パトリックは、「もし写真をたくさん撮るようなら、フェイスパウダーは顔のある部分に使うとあなたの親友になるよ」とフェイスパウダーを取り入れることをオススメしている。
フェイスパウダーをつけるべきエリアは?
パトリックは、フェイスパウダーは顔全体ではなく一部分につけることをオススメ。パトリックがいつもつける部分は、頬のくぼみより下のアゴにかけてのエリアと、唇の上や鼻や顎などの顔の中心線のエリア。
パトリックは「フェイスパウダーがフィルターとして機能してくれる」と話し、フェイスパウダーがソフトフォーカスの役割を果たしてくれるため、写真のフラッシュで本来は際立たせたくない顔のエラなどが光って目立ったり、不必要に顔の粗が目立つのを防ぐのだという。

リアリティスターのカイリー・ジェンナーもYouTubeで紹介した自身のメイク動画で、頬から顎までのエリアにパウダーをたっぷりつけている様子を披露。
あえて不必要に目立たせたくないエリアにフェイスパウダーを使うというテクは、そのエリアの光沢を抑えて粗をぼかすほか、小顔も演出するのに使えそう。とくに写真を撮りたい日のメイクには、このテクを思い出してみて。(フロントロウ編集部)