Photo:ニュースコム、©Watchmen (2003 - David Hayter's Test Footage)/Youtube
1980年代にDCコミックスから出版され、2009年に映画版が公開し、2020年にドラマ版が日本上陸する『ウォッチメン』。そんなヒーロー作品の映画版が、実は2003年に別監督、別キャストでテスト映像が制作されていたことがわかった。(フロントロウ編集部)

15年の時を経て公開された幻の映像

 DCコミックス原作『ウォッチメン』は、1986年から1987年にかけて出版されたアメコミ。同作品はアメコミで最も権威のあるアイズナー賞を受賞し、2009年には映画『300〈スリーハンドレッド〉』や『ジャスティス・リーグ』などのザック・スナイダー監督によって映画化された超人気作。

画像: ©WARNER BROS. PICTURES / Album/Newscom

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 『ウォッチメン』は、他のスーパーヒーローとは一味違うところが特徴的な作品で、現実世界にヒーローがいたらどうなるか、というテーマのもと作られた非常にシリアスな展開とダークな世界観が人気。

 そんな『ウォッチメン』には、映画公開に至らずに終わった幻のバージョンがあった。

 今回、脚本家のデヴィッド・ヘイターによって公開されたのは、2003年に制作された映画『ウォッチメン』のテスト映像。

 デヴィッドはもともとユニバーサル・スタジオによって2001年に映画『ウォッチメン』の脚本を依頼されていた。その脚本は2003年に完成したものの、デヴィッドと映画プロデューサーたちとの意見の相違で、デヴィッドは現場を去ることになってしまったという。

 このとき制作されたテスト映像が、今回公開されたもの。

 デヴィッドは脚本と監督をこなし、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のレイ・スティーヴンソンがロールシャッハ役、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のイアン・グレンがナイトオウルⅡ世役として参加している。

 ちなみに、2007年の映画『ウォッチメン』ではロールシャッハをジャッキー・アール・ヘイリーが、ナイトオウルⅡ世をパトリック・ウィルソンが担当している。

画像: ©WARNER BROS. PICTURES / ENOS, CLAY / Album/Newscom

©WARNER BROS. PICTURES / ENOS, CLAY / Album/Newscom

 2003年の映画『ウォッチメン』のプロジェクトはそのまま進行するかと思われが、残念ながら企画自体が流れてしまうことに。

 紆余曲折を経て2006年ごろからザック・スナイダー版の制作が始まり、デヴィッドの脚本も一部が存続される形となった。

 今回公開された2003年版のテスト映像は、原作コミックに忠実な形で描かれている貴重なもの。

 『ウォッチメン』は現在HBOによって新しくドラマ化され、日本でも2020年1月31日よりスタートすることが決定している。(フロントロウ編集部)

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