メリッサ・ブノワ、その裏に隠された壮絶な過去
そのチャーミングな笑顔で、多くのファンを明るい気持ちにさせてきたドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』のメリッサ・ブノワが、眼球が破裂する寸前までいったという壮絶なDV被害を告白した。
笑顔の裏に隠されていた苦しみを知った多くのファンが涙し、IStandWithMelissa(私はメリッサとともに)というハッシュタグを使ってメリッサの勇気に称賛を送るなか、メリッサの共演者たちからもコメントが続々と届いている。
クリス・ウッド
『SUPERGIRL/スーパーガール』での共演をきっかけに、今年2019年9月にメリッサと結婚したモン・エル役のクリス・ウッドは、メリッサが過去のDV被害を告白したツイートをリツイートしてから、妻への愛をしたためた。
「これから僕の妻にキスして、優しく抱きしめるよ。1日中。そして毎日。“君”は、どうやって愛を示す?# IStandWithMelissa」
アリ・アドラー/『スーパーガール』クリエイター
「これがスーパーガールにすら起こるというならば、それは誰にでも起こりえるということでしょう。彼女の経験について口を開いたメリッサ・ブノワを誇りに思う」
カイラー・リー/『スーパーガール』アレックス役
「これは勇気ある行動とだけでは言い表せない。これは英雄の話。ヒナゲシの花が灰から立ち上がるように。メリッサ、あなたは瀕死の状態からでも人生は美しく咲きほこれるって示した、パワフルな人。私はあなたを心から愛しているし、あなたがその話を明かしてくれたことに感謝してる」
ジェレミー・ジョーダン/『スーパーガール』ウィン役
「これが、スーパーヒーローの姿。メリッサ、愛してるよ」
デヴィッド・ヘアウッド/『スーパーガール』ハンク(ジョン)役
「今日も、そしていつも、誇りに思っているよ、メリッサ。彼女はすべての意味で、スーパーガールだ」
メリッサは、DVの加害者が誰なのかについては話していないが、「年下」であることだけは明言。メリッサが過去に交際を報じられたうち、メリッサより年下であるのは、元夫でドラマ『glee/グリー』のライダー役を演じていたブレイク・ジェンナー。さらに、メリッサが眼球に大ケガをしたのは2015年であり、その時期にメリッサはブレイクと婚姻関係にあったことから、ブレイクがDV加害者であるとの推測が関係者の間で広がっている。
メリッサの現夫クリスの元共演者で、2人の結婚式にも参加したと見られるドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のポール・ウェズレイは、「DV加害者のブレイク・ジェンナー」という一節があるツイートをいいねしていることが確認された。
ブレイクはこの件についてコメントをしていないが、現在、自身のインスタグラムのコメント欄に制限をかけている。
メリッサは2016年に出演したトーク番組『The Tonight Show(原題)』で、2015年に眼球を負傷した時のことを振り返り、「私ってば、『ファインディング・ニモ』のスクワートみたいだったの」と笑いながら話していた。しかし先日公開した動画のなかで、『ファインディング・ニモ』のスクワートみたいという発言は、眼球をケガした直後にDV加害者に言われた言葉だったことを明かした。
(フロントロウ編集部)