KFCレシピ誕生地が観光地へ
アメリカ発の大手ファストフードチェーンのケンタッキー・フライド・チキン(以下ケンタッキー)。日本でも大人気のチェーン店であるケンタッキーの1号店が、観光地としてオープンする。
ケンタッキーの1号店が存在するのは、アメリカのケンタッキー州の南部のコービンという町。正確には1号店ができる前に、創業者のカーネル・サンダースが経営していた「サンダース・カフェ」で、オリジナルチキンのレシピが誕生した場所。今回30年ぶりにリニューアルを果たす。
この“1号店”は、じつは元々ガソリンスタンド。1930年にガソリンスタンドの経営をスタートさせたカーネルが、後にそのガソリンスタンドにモーテルとカフェを併設。当時、店の目玉だったフライドチキンがケンタッキーのレシピとなり、今も当時のまま受け継がれている。
そんな歴史あるレシピが生まれた場所のリニューアルにかかる期間は9ヶ月を予定しており、サンダース・カフェでは食事を楽しむことはもちろん、当時のキッチンやモーテルのモデルやお土産コーナー、カーネル・サンダースの歴史を学ぶことができる小さな展示が用意される。
現在では全世界に23,000店舗を超える規模まで拡大した人気チェーンのケンタッキー。カフェの隣にあるカーネルの家もリノベーションされる予定。(フロントロウ編集部)