毎年YouTubeが公開する「YouTube Rewind」の2019年度版が公開された。(フロントロウ編集部)

動画で見る2019年の流行

 YouTubeに関連する1年の流行が一目でわかる動画、YouTube Rewind(ユーチューブ・リワインド)。話題になったできごとを動画で振り返ることができるとして人気を集めてきた動画シリーズの2019年度版が公開された。

画像1: 動画で見る2019年の流行

 今回のRewindで紹介されたのは、最も視聴されたクリエイターや最も再生されたMV、最も高評価を受けたダンス動画など、YouTube上での人気作品の数々。

 最も評価が高かったミュージックビデオでは、ベッキー・Gが韓国ボーイズグループのBTS(防弾少年団)のメンバー、J Hope(ジェイホープ)の名前で活動するホソクとコラボした楽曲「Chicken Noodle Soup」や、コメディアンのリル・ディッキーがマイリー・サイラスやジャスティン・ビーバーらとコラボした「Earth」、アリアナ・グランデの「7 Rings」、ビリー・アイリッシュの「Bad Guy」、ホールジーとBTSのコラボ楽曲「Boy With Luv」がランクイン。そして1位にはショーン・メンデスとカミラ・カベロの「Señorita」が輝いた。

画像2: 動画で見る2019年の流行

低評価増加の理由とは?

 年間のトップ動画がまとめて見られYouTube Rewindは、2010年代の初めには最もクリエイティブな動画のひとつといわれ、高い評価を得ていた。2010年版のRewindでは、デビュー後一気に人気に火がついたジャスティン・ビーバーの姿も。

 しかし近年のRewindでは、YouTube側が広告の取引などがある企業へ配慮して、広告がつきやすいクリーンなイメージをもつYouTuberを押しているとの見方が浮上。“高評価”とされる新人クリエイターをRewindで紹介しているものの、YouTubeは再生回数を操作することも可能と言われており、その”評価”の正当性に疑問の声が上がっている。さらにここ数年は、話題を呼んでいるにもかかわらず、活動内容が問題視されているYouTuberがRewindで取り上げられることはなくなったことも指摘されている。

 これらの状況を受けてRewindには年々低評価が増加。それでもYouTubeは、2019年度版Rewindの公開前に「高評価も低評価も、表示されるよ。明日会おう」と、冗談を交えてツイッターを更新。その後投稿されたRewindは、公開から7時間ほどで高評価68万件・低評価124万件という評価だけれど、再生回数は早くも1,000万回を突破する勢いで、話題を集めていることには間違いない。

 そんなYouTube Rewind 2019はこちらから。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.