クリスマス限定で3種類の香りが楽しめる
毎年、ホリデーシーズンのために、閉園してから次の日に開園するまでの10時間ほどで、一部のアトラクションの内部を含む園全体を急ピッチでクリスマス仕様にするという、“魔法”のような所業をやってのけることで知られるディズニーランド。そんな“夢の国”にある人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」で、今年もクリスマス限定でココナッツ、チェリーブロッサム(桜)、シナモンの3種類の香りが追加されていることがわかった。
ボート型のライドに乗って、ヨーロッパからアジア、アフリカ、中南米、南太平洋の島々などをめぐり、まるで“世界一周の旅”をしたような気分を味わうことができる同アトラクション。
米FOX Newsによると、アトラクションの外と中のデコレーションだけでなく、南太平洋がココナッツ、アジアがチェリーブロッサム、中南米がシナモンというかたちで、そのエリアに合った匂いに変わっているそう。
ちなみに、ディズニーランドでは、「スメリタイザー(smellitizers)」と呼ばれる特殊な匂い精製機で、香りの演出を行なっている。人気アトラクション「カリブの海賊」で海を連想させる潮の香りがするのも、「プーさんのハニーハント」でプーさんの大好物であるハチミツの香りがするのも、すべてこのスメリタイザーによるもの。なので、恐らくイッツ・ア・スモールワールドでもこの装置が使われていると思われる。(フロントロウ編集部)