あれから約70年…ワンダーウーマンが新たな敵に立ち向かう
DCコミックスを原作とするDCエクステンデッド・ユニバースの映画『ワンダーウーマン』の続編で、アメリカでは2020年6月公開予定の映画『ワンダーウーマン 1984(原題:Wonder Woman 1984)』の予告編がついに解禁された。
続編の舞台となっているのは冷戦時代の1980年代で、前作から約70年後の世界を描く。前作に続き今回も「元兵士」という異色の経歴(※)を持つガル・ガドットが、“史上最強”との呼び声が高い女性スーパーヒーロー、ワンダーウーマンことダイアナを熱演。
※ガルの母国イスラエルでは男女共に兵役義務があるため、彼女も例外ではなくイスラエル国防軍に入隊。3ヵ月の過酷なブートキャンプを経て、戦闘トレーナーとして約2年従軍した。
本作では、そんなガル演じるワンダーウーマンが新たに対峙する悪役として、チーターことバーバラ・アン・ミネルバ役にクリステン・ウィッグ、スーパーマンの強敵として知られるマックスウェル・ロード役にペドロ・パスカルが名を連ねている。
また今回の予告編には、前作で非業の死を遂げたはずのクリス・パイン演じるスティーブ・トレバーとの再会シーンも含まれている。
しかし、本作の舞台は前作から70年以上が経過した1984年。仮にあの時死んでいなかったとしても、ダイアナと違って、“普通の人間”であるスティーブが前作の時と変わらぬ姿で生きていることは絶対にありえないため、「あれからスティーブの身に一体何が…?」と新たな謎を生んでいる。監督のパティ・ジェンキンスいわく、スティーブの再登場は、誰もが納得する「完ぺきに筋が通ったものになっている」というが果たして。
さらに今回公開された予告編の最後のほうで、「ゴールド・スーツ」と呼ばれる、背中に羽が生えた新コスチュームに身を包んだワンダーウーマンの姿を確認することもできる。
まだ謎は多いが、新たな敵の存在や、スティーブとダイアナの再会など、徐々にその全貌が明らかに。
カッコよすぎるポスターも同時解禁
ちなみに予告編の公開と同時に、ガル、クリス、クリステン、ペドロの4人がカッコよくポーズを決める新ポスターもお披露目された。
映画『ワンダーウーマン 1984』の全米公開は2020年6月5日で、日本での公開日は今のところ未定。(フロントロウ編集部)