ベイビー・ファットが復活
これまでキム・カーダシアンをはじめ、セレーナ・ゴメス、アリシア・キーズなどが着用し、2019年8月には、シンガーのリアーナが過去のアーカイブ作品を全て買い取ったという話が出るほど、90年代後半から2000年代にセレブの間で人気を博したファッションブランドのベイビー・ファット(Baby Phat)。

ベイビー・ファットのドレスを着用しているセレーナ・ゴメス。
ネコのマークがアイコニックで、ヒップホップ系女子たちの間で大ブームを起こしたベイビー・ファットは、今年6月にカジュアルブランドのフォーエヴァー21(Forever 21)とコラボアイテムを販売。当時を彷彿させるようなベイビー・ファットのアイテムに、多くの人が懐かしみ、オンラインでは24時間以内にほとんどが完売するという驚異的なパワーを見せつけた。
そんなベイビー・ファットが久しぶりに戻ってくることが決定。ヒップホップ界の大御所ラッセル・シモンズの元妻でモデル兼デザイナーのキモラ・リー・シモンズが発表した。しかも、モデルを務めるのは、ベイビー・ファットの最後のファッションショーでも母親のキモラと一緒にランウェイを歩いた娘のミン・リーとアオキ・リーの2人。

2009年9月に行なわれたベイビー・ファットのコレクション。
数年ぶりの復帰となったベイビー・ファットだけれど、まず第1弾として色違い含め17のアイテムをリリース。なかには、アイコニックなアイテムの1つであるベロアのジャージも新しい形で復活しており、昔のファンの心を鷲づかみに。また、サイズは今の時代に合わせるようXS~XXXLまでが用意されており、どんなサイズの人でも楽しめるコレクションに仕上がっている。


当時は日本では手に入れづらかったベイビー・ファットだけれど、現在は公式オンラインストアから日本に発送しているため、気軽に手に入れることが出来る。(フロンントロウ編集部)