2020年には、なにが流行る?フロントロウ編集部が、4つのカテゴリーごとに、今年流行しそうなアイテムやカルチャーをご紹介。(フロントロウ編集部)

ファッション

シアードレス

 2020年春夏のコレクションに多数登場したのは、透け感のあるシアードレス。繊細でエレガントな透け素材が、モードなフェミニンさを演出する。

画像: ブランドMolly Goddard(モリー ゴダード)より、ロンドンのファッションウィークにて

ブランドMolly Goddard(モリー ゴダード)より、ロンドンのファッションウィークにて

画像: ブランドULLA JOHNSON(ウラ ジョンソン)より、ニューヨークファッションウィークにて

ブランドULLA JOHNSON(ウラ ジョンソン)より、ニューヨークファッションウィークにて

ロングショーツ

 透け感のあるドレスと合わせて、2020春夏のコレクションで多くお目見えしたのは、ロングパンツでもなく、ショートパンツでもない、ロングショーツ。米Vogue編集長のアナ・ウィンターが、「今年流行る」と予言しており、リバイバルファッションとして注目を集めそう。

画像: ブランドCELINE(セリーヌ)より、パリファッションウィークにて

ブランドCELINE(セリーヌ)より、パリファッションウィークにて

画像: ブランドSTAUD (スタウド)より、ニューヨークファッションウィークにて

ブランドSTAUD (スタウド)より、ニューヨークファッションウィークにて

ビューティ

ジェンダー・フルイドな整形

 ジワジワきている整形のトレンドは、Gender Fluidity(ジェンダー・フルイディティー)。ジェンダーに境界線を引かずに、流動するもの(fluidity)として捉えようという意味が込められており、米美容整形外科のアレクサンダー・リブキン博士によると「男はこうあるべき、女はこうあるべき」という伝統的な観念にとらわれずに、女性は力強さ、男性は華やかさをフェイスラインに求めるようになってきているという。

 例えば、女性はゼンデイヤやゾーイ・クラヴィッツのようにしっかりとした顎のラインを、逆に男性はトム・ハーディやアンセル・エルゴートが持つようなふっくらとした唇を追求する傾向が出てきている。

画像: ジェンダー・フルイドな整形

“型にハマらない”アイメイク

 2019年には、雲のように見えるアイラインや、アイホールの上に引くフローティング・アイラインが流行したけれど、しばらく“型にハマらない”アイメイクの流行が続きそう。

画像: “型にハマらない”アイメイク

 SNS映えするパッケージと、社会・環境・人体に優しい商品づくりが魅力で人気を集めるニューヨーク発のコスメブランド「Milk」の公式インスタグラムでは、まぶただけでなく、涙袋にもたっぷり色を乗せるアイメイクを紹介している。

フード

ラベンダードリンク

 可愛すぎるパステルなパープルカラーの「ラベンダードリンク」が流行の予感。セレブが多く訪れる人気抹茶専門店のCha Cha Matchaで販売されている。

 スチームしたミルクにラベンダーを混ぜ込むことで、綺麗な紫色のミルクが完成。

 同カフェのラベンダードリンクには、アメリカを中心に話題になっている美容オイル「CBD(カンナビジオール)オイル」が含まれており、美肌効果が期待できるそう。

ウォーターリリーシード

 ウォーターリリーシードは、スイレンの種から作られたスナック。ポップコーンのような見た目のシードはサクッとした食感で、間食にピッタリなスーパーフードだと注目を集めている。味が良いことに加え、栄養価が高く、米や魚、大豆よりも豊富にアミノ酸を含んでいるといい、一方グルテンや乳製品、ナッツなどを含んでおらず、ヴィーガンの人も楽しむことができるスナックであることから、環境問題に関心の高いミレニアル世代を中心に人気が出ている。

画像: ウォーターリリーシード

 味つけがされているウォーターリリーシードも登場しており、カラフルなパッケージで気分が上がりそう。

カルチャー

キュレーター男子

 ハリウッドでは、モテ傾向としてキュレーター男子が人気急上昇中。キュレーター男子とは、アート系キュレーターなどを職業にしている人のこと。女優のジェニファー・ローレンスの婚約者として知られるクック・マロニーは、アートギャラリーに努めており、インターネットを通じて芸術に関する情報をシェアしている。ほかにも、近年アート系キュレーターなどを職業にしている一般人男性とくっつくセレブが増加しており、グウィネス・パルトロウもそのひとり。

画像: キュレーター男子

ネイケイション

 その名の通りNakedとVacationをかけたNakation(ネイケイション)は、「裸で休暇に行く」という休暇の過ごし方。ヌードビーチでくつろぐだけでなく、何も着ないでクルージングするなど、洋服はあくまでも“オプション”だという旅行内容は、若者を中心に「自由を感じられる」と流行の兆しを見せている。

エコフレンドリーグリッター

 グリッターはプラスチックでできているため、環境に悪いと言われてきたけれど、最近になって徐々に生分解性のあるエコフレンドリーグリッターが誕生。環境にやさしくありながらグリッターを楽しむことができるため、環境問題の改善に興味をもつ若者を中心に人気が出ている。音楽フェスなどで大活躍しそう。

 レジンでできた食器に、エコフレンドリーグリッターを合わせるアーティストも。

パンツスタイルのウェディングドレス

 ウェディングのトレンドは、パンツスタイルのドレス。これまでStella McCartney(ステラ・マッカートニー)などがジャンプスーツウェディングドレスと呼ばれるこのルックを提案していたけれど、多くのブランドから様々なデザインでリリースされはじめており、「ウェディングドレスもスタイリッシュに決めたい」という人から、人気を集めている。

画像: www.instagram.com
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(フロントロウ編集部)

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