髪にうるおいやツヤを与えてくれるオイル
日本でも古くから椿オイルが髪に良いと知られてきたけれど、オイルは、髪を乾燥やダメージから防いでうるおいやツヤを与えてくれるので、海外でもオリーブオイルやココナッツオイルなどをヘアケアに用いることは大人気。
しかし専門家によると、ヘアアイロンやコテなどを使う前に使用すると、ヘアにダメージを与えてしまうオイルがあるという。
ヘアアイロン・コテを使う前に塗らないほうが良いオイル
寝る前や普段髪に塗るぶんに、ヘアケアとして使うぶんにはかまわないけれど、ヘアアイロンやコテなど熱を加える前に塗るのは避けたほうがいいオイルとは、調理用としても使うことができる種類のもの。
セレブに人気のヘアケアブランド「Oribe」のスタイリストで、セレブも手掛けるアダム・リバーモアは、調理にも使えるオイルを髪に使ってから熱を加えると「文字通り、髪の毛を揚げてしまうことになる」と米メディアPureWowでコメント。
髪にオイルを使うとしっとりうるおうけれど、塗ったあとで高熱を髪に加えるとなると話は別で、たとえば野菜などがカラッと揚がってしまうように、髪のダメージにつながる可能性があるという。
ただし、ヘアタイリングのツヤ出しや保湿でオイルを使う方法についてアダムは、「熱を加えないときはいいよ。天然オイルを使うことで、枝毛防止や毛先の乾燥対策にもなるからね」と説明。熱さえ加えなければ問題はないと話した。
アイロンの前に使うべきアイテムは?
でも熱を与えるアイロンを使う前に、髪を守るために何か使いたいところだけれど、オイルがダメならどんなものを使ったらいいのか?
アダムは、「カールアイロンやストレートアイロンなどを使うときは、熱によるダメージから髪を守るために、しっかりラボでテストされた熱保護効果があるヘアスタイリング剤を使う方がはるかに良い」とアドバイス。
アイロンはかなりの高熱が加えられるだけに、ヘアスタイリングで熱を加えるときは、熱に適したヘアケア製品を見極めて使うほうが良さそう。(フロントロウ編集部)