“ホット・プリースト”役として大人気
ドラマ『Fleabagフリーバッグ』シーズン2に出演したアンドリュー・スコットは、2020年ゴールデン・グローブ賞のリミテッドシリーズ/テレビムービー部門助演男優賞にノミネートされた。
同作品は2019年9月に催された第71回エミー賞のコメディ部門で、作品賞や主演女優賞、監督賞、脚本賞など、6部門を受賞した大人気作。
“フリーバッグ”とは、“不愉快で汚らしい人”という意味。フィービー・ウォーラー・ブリッジ演じる主人公は性に貪欲かつ衝動のままに生きていることで、回りから煙たがられることも多い。しかし、回を追うごとに彼女が人知れず直面している問題が明らかになっていく。
主人公に興味を持たれる司祭を演じたアンドリューは、その役柄があまりにも魅力的過ぎて「ホット・プリースト」(セクシーでかっこいい神父)と海外メディアでははやし立てられるほど。
そんなアンドリューは、2020年のゴールデン・グローブ賞ノミネーター発表の際、親友とカフェでチョコチップクッキーを食べていたと米Hollywood Reporterに告白。自分がまさかノミネートされるとは思っていなかったそう。
まったりした時間を過ごしていたアンドリューは、自身の電話がやかましく鳴り響きティータイムをやむなく終了。電話に出るとマネージャーから「おめでとう!」と言われたため、「なんで?」と返したところ、自分がゴールデン・グローブ賞にノミネートされたことを知らされ、「なんてこった!」と返事したという。
その数秒後、主演のフィービーが主演女優賞、『Fleabag フリーバッグ』が作品賞にノミネートされたことを知ったアンドリューはすぐさまフィービーに電話。通話した3分間ずっと喜びのあまり叫びっぱなしだったと、ノミネート当時の気持ちを明かした。
さらにアンドリューは米Deadlineに、フィービーとの新しい作品の計画があることをほのめかし、『Fleabag フリーバッグ』で育まれたフィービーとの強い友情を明らかにした。
アンドリューはエミー賞にはノミネートされなかっただけに、よろこびもひとしおだったであろうことがうかがい知れる。(フロントロウ編集部)