1歳7ヵ月、ルイ王子の初めての言葉は?
ロイヤルファミリーのルイ王子は、ウィリアム王子とキャサリン妃のもとに生まれ、兄ジョージ王子と姉シャーロット王女にも可愛がられる末っ子。キャサリン妃によると、現在1歳7ヵ月となるルイ王子はもう話し始めているそう。
そんなルイ王子が初めて話した言葉を、キャサリン妃が英BBCのクリスマス特別番組『A Berry Royal Christmas(原題)』の収録で明かした。
「ルイが初めて話した言葉のひとつは、“メアリー”なんですよ」
しかし英国王室メンバーで、メアリーと名のつく人物はいないけれど…?
このメアリーという言葉、イギリスで絶大な人気を誇る料理番組『The GreatBritish Bake Off(原題)』で審査員を務めていたメアリー・ベリーに由来するそう! 『ブリティッシュ・ベイクオフ』といえば、2014年から英BBCで放送が開始され、ピーク時には1,000万人弱が視聴したほどの国民的番組。(イギリスの人口は約6650万)。その結果、もはやイギリスの1つの文化となっている。さらにメアリーはこれまでに75冊以上の料理本を出版し、2012年には、その功績を称えられて大英帝国勲章を受勲している。
キャサリン妃もメアリー・ベリーの大ファン
まさか有名人の名前が初めて話した言葉のひとつとは、なかなかの予想外。しかしじつは、これは母キャサリン妃の影響。
キャサリン妃はメアリーの大ファンで、2013年にメアリーと対面した際には「あなたのレシピ本とケーキの大ファンなんです!」と話していたほど。家でもメアリーのレシピ本を読んで料理することもあるようで、ウィリアム王子も、メアリーのチョコレートブラウニーが大好きだという。
じつはこの日の司会を務めていたのもメアリー・ベリー本人だったのだけれど、現在キャサリン妃一家が住むケンジントン宮殿にもメアリーのレシピ本はたくさんコレクションされているようで、キャサリン妃はメアリーにこう話した。
「キッチンでは、ルイの目線に本棚があって、そこにはレシピ本が並んでいるんです。子供は顔に惹きつけられますし、あなたのレシピ本にはあなたの顔写真が絶対に載っているので」
『A Berry Royal Christmas』では、キャサリン妃とウィリアム王子がメアリーに料理を習う企画もあり、キャサリン妃にとっては夢のような経験だったよう。残念ながら3人のロイヤルキッズたちが番組に登場することはなかったけれど、キャサリン妃はメアリーに、「今日もし息子があなたと会っていたら、彼は絶対にあなたに気がつきましたよ」と語っていた。(フロントロウ編集部)