人気シンガーのマライア・キャリーが、25年前にリリースされた楽曲「恋人たちのクリスマス」で初めての快挙を成し遂げた。(フロンントロウ編集部)

「恋人たちのクリスマス」が初めて1位を獲得

 クリスマスソングとして欠かせないのが、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」。これまでマライアは何曲もの楽曲をリリースしてきたけれど、「恋人たちのクリスマス」はとくに人気が高く、マライアの代表曲の1つとなっている。

画像: マライア・キャリー、「恋人たちのクリスマス」で初の快挙を達成

 しかし、じつは「恋人たちのクリスマス」は大ヒットしているのにもかかわらず、ビルボードが発表する全米シングルチャート(Billboard Hot 100)で1位を獲得したことがなかった。

 発売当時の1994年には、シングルではなく『メリー・クリスマス』というEPとしてこの楽曲が収録されていたため、全米シングルチャートには登場していなかったというわけ。その後、2017年と2018年は3位にランクインするも、なかなか1位に手が届かなかった「恋人たちのクリスマス」だけれど、リリースから25年の月日を経てようやく2019年に1位を獲得。

 マライアは自身のツイッターで「私たちはやったわ!」と、このニュースを知り大喜びの様子。全米シングルチャートでホリデーソングがチャート首位を獲得するのは、史上初めてのことで、マライアは最高の形でクリスマスプレゼントをもらった。

 マライアは今回「恋人たちのクリスマス」が1位になったことで、全米シングルチャートで1位を獲得した楽曲が19曲となり、ソロアーティストとしては最多記録を達成。さらに、同チャートで1位を獲得したバンド含むアーティストでは2位にランクインし、女性シンガーソングライター及び女性プロデューサーとして最も1位を獲得したアーティストの称号も同時に手に入れた。(フロンントロウ編集部)

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