エリーが事故現場に遭遇して助ける
映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主題歌を歌い、イギリスのウィリアム王子夫妻の結婚式でもパフォーマンスをしたイギリスの人気歌手エリー・ゴールディングは、2010年にリリースしたデビューアルバムが英チャートで初登場1位を獲得して以来、ヒットを飛ばし続けている実力派シンガー。
そんなエリーに関するある動画がSNS上で拡散されることに。今回拡散されたのは、エリーが歌っている動画でもなく、何かについて語っているインタビュー動画でもなく、完全にプライベートで、エリーが人助けをしている動画。
エリーは車の走行中にイギリスの郵便配達業者の大型トラックが、普通車を押して直進している様子を目撃。まさかと思うかもしれないけれど、トラックの運転手は普通車にぶつかったことに気づかず、しかも車高が高かったため低い位置にあった普通車が視界に入らず、そのまま運転を続けていた。
たまたまエリーたちが乗った車が横を通った時にその場面に遭遇し、トラックの隣に車をつけて運転手に「何やってるんだ!」と叫び、クルマを止めさせたという。そしてエリー自ら乗車していたクルマから飛び出て、なすすべなくトラックに押され続けたクルマの運転手の元へ駆け寄った。
A40 was on a mad one today pic.twitter.com/NI5TTa01e6
— Shaan Assi (@ShaanAssi99) December 16, 2019
この一部始終が収められた動画が、SNSで拡散され世界中で話題に。エリーはその後インスタグラムのストーリーで事故のニュースをアップし、「これまで道路で見た中で一番クレイジーなことだった。みんな通り過ぎていたけれど、私のドライバーは止まった。安全運転で他の人にも注意を払って」と、コメント。
誰もトラックを止めなければ、大きな事故につながっていた可能性があった今回の交通事故。他のドライバーと同じく、見てみぬふりをせずに車を止めて助けたエリーとエリーのドライバーの勇気ある行動に拍手。(フロンントロウ編集部)