エマが「本の妖精」に!
日本公開を2020年3月に控える映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に出演する俳優のエマ・ワトソン。
南北戦争時代を生きる個性的な4人姉妹の成長を描く同作で、姉妹の長女であるメグを演じるエマが、Book Fairies Worldwideと組んで、小説を街に隠すプロジェクトを行なった。もともと同団体は、“本の妖精(ブックフェアリー)”として、読み終わった本や寄付された本を匿名で公共の場所に隠し、他の人に贈るという活動を行なっている。
ベルを彷彿とさせるエマ
そして、今回“本の妖精”になったエマが隠したのは、出演作『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の原作である、ルイーザ・メイ・オルコット作の小説『若草物語』。異なる言語や版など、100以上のバージョンで出版されている『若草物語』の2,000冊にエマが直筆で手紙を添え、ロンドンやニューヨークなどの都市を含む、世界38ヵ国の某所にこっそり配布。これまでで最大規模のブックフェアリーのイベントとなる。
エマは、インスタグラムに自身が本を隠す様子を公開。本を腕に抱えて街を歩く様子は、エマが『美女と野獣』で演じたベルのよう。
ちなみに、読書好きであることで知られているエマは、以前にもブックフェアリーのイベントに参加しており、2016年には国際女性デーを祝って、地下鉄車内の棚などにフェミニストの著者が書いた本を隠したことも。
すでに世界中で続々と発見されている、“本の妖精”によって配置された『若草物語』。もしかしたら、ここ日本のどこかにも隠されているかも。(フロントロウ編集部)