デューク大学で教授を務める黒人女性が、お茶くみに間違われるも、“スカッとする”オチを提供してくれた。(フロントロウ編集部)

勘違いされた黒人女性教授がとった行動とは?

 アメリカで屈指の名門校と言われる私立大学で教授を務める、学者のカーラ・ホロウェイ。どんな世界大学ランキングでも、つねにトップ30以内にランクインする大学で、複数の学科で教員をする名誉ある職に就いている彼女に、あるできごとが。

 彼女はツイッターを更新して、こう書き込んだ。

「私は、デューク大学の学内人事考査委員会の長に就任した。会議室に足を踏み入れるや否や、ある委員が私にコーヒーを淹れるように言ってきた」

画像1: 勘違いされた黒人女性教授がとった行動とは?

 今回のツイートにカーラは、“黒人だと最高位職に就けないと、勘違いされることがある”という趣旨の別のツイートを引用。カーラは委員長であるにもかかわらず、自身が黒人であることが理由で、スタッフだと勘違いされたことを示唆した。そして、この話にはまだ続きが。

「だから、私はサイドボードへ行ってコーヒーを淹れ、その後彼にコーヒーを渡したの。それから私はそのまま委員長席について、開会宣言をした。コーヒーがこぼれるのが見えたわ」

画像2: 勘違いされた黒人女性教授がとった行動とは?

 お茶くみ係だと勘違いされたカーラは、その男性委員の間違いを指摘することなく、黙ってコーヒーを用意。まさか、目の前にいる女性が、自分が参加する委員会を取り締まる重役であると思いもしなかった男性はその事実を知った時、コーヒーをこぼすほど驚いたという。

 「黒人女性が管理職に就くことはない」、という先入観と固定観念で起きてしまった今回のできごと。オチを聞いてしまえば、なんとも切れ味が良い話だけれど、男性本人はなんともいたたまれない気持ちになったはず。(フロントロウ編集部)

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