※この記事には『ラブ・アクチュアリー』のネタバレが含まれます。
サッドエンドだったサラとカール
2003年にイギリスで公開され、心温まるオムニバス作品として大ヒットしたクリスマス映画『ラブ・アクチュアリー』。
見終わった後には温かい気持ちが残る本作だけれど、その中では切ない別れを経験したキャラクターもいる。
病気の弟の面倒を見るサラは、同僚のカールに長年の片思いをしていたけれど、クリスマスの数日前に関係に進展が。ついにサラの家にカールが訪れ、親密な関係になりそうになったその時、病院にいる弟から電話がかかってくる。弟を優先するサラとカールは気まずい関係になってしまい、クリスマス当日に短い挨拶を交わした2人は、切ない終わりを迎える。
Watching Love Actually and the bit with Sarah and Karl always breaks my heart. Wish they could've had their happy ending pic.twitter.com/F7Mmgkscjc
— H (@helfkndoes) December 13, 2016
全編を通して愛されキャラだったサラと、サラを長年待ち続けた優しさ溢れるカール。2人が上手くいかないことを残念がるファンも多かったけれど、カールを演じたロドリゴ・サントロの16年越しのコメントがファンを歓喜させている。
カール役ロドリゴ・サントロの予想
米Buzz Feedのインタビューで、もし『ラブ・アクチュアリー』の続編があるとするならサラとカールは最終的に一緒にいると思うかと聞かれたロドリゴ。するとロドリゴは前のめりになって…?
「イエス!絶対イエスだよ!僕も成長したからね。時代が違うよ。16年後だよ!」
お互いを思い合うからこそ、上手くいなかったサラとカール。そんな2人が、あのクリスマスの後に一緒になっていたら…。そんな妄想をしたファンは1人ではないはず。そんな期待に、カールを演じたロドリゴもイエスと同調した。
じつは特別編では別の未来も
しかし2015年には、『ラブ・アクチュアリー』のスクリプト・エディターであり、監督・脚本を担当したリチャード・カーティスの妻であるエマ・フロイドが、サラとカールのその後が気になるファンに対して、2人は元には戻らないと断言するというファンにとっては衝撃の出来事が。
そして2017年のレッド・ノーズ・デーに制作された『ラブ・アクチュアリー』キャラクターたちのその後を描いた特別編では、イギリス版ではサラは登場しないのだけれど、アメリカ版では、サラはパトリック・デンプシー演じる別の男性と結婚していると分かるシーンが!
ファンの間では、カール派とパトリック派で分かれることとなっているけれど、いずれにせよ、弟思いのサラが幸せになったことは確実。今年からは『ラブ・アクチュアリー』を、よりハッピーな映画として鑑賞できるかも?(フロントロウ編集部)